テーマ:ペットの病気。。。(1100)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ようやく凝固カスケードの説明に入ります。
まずは内因系から。 * * * 内因系は血液が異物面(体内では露出したコラーゲン繊維)と接触することで起こります。 内因系の流れを図にすると下のようになります。 凝固カスケード(内因系) posted by (C)くりぽん 凝固因子であるプレカリクレインと高分子キニノーゲンは血漿中では複合体の形をとって存在します。 この複合体が陰性荷電面であるコラーゲン繊維に吸着して内因系のスタートを切ります。 このとき、第2、第3段階である第XII因子、第XI因子もまた陰性荷電面へ吸着します。 すると第XII因子がプレカリクレインをカリクレインへ変化させます。 そうして出来たカリクレインは第XII因子を活性化して第XIIa因子となります。 第XIIa因子はプレカリクレインをカリクレインへの変化を促進させるという作用を持ちます。第XII因子は活性化の前後でカリクレインの産生に関わっています。 第XIIa因子はそれとは別に第XI因子第XIa因子へ変化させるという作用も持っています。 第XIIa因子の働きにより第IX因子がCa2+イオンと結びつき第IXa因子へと変化します。 そのため、この反応はCa2+イオンの存在が不可欠となります。 第IXa因子は第X因子を第Xa因子へと変化させますが、このときの反応は血小板膜上のリン脂質にCa2+イオンを介して結びつき、トロンビンの働きにより活性化された第VIIIa因子を補助因子として必要とします。 そのため、この反応は血小板膜表面のリン脂質で、Ca2+イオンの存在が不可欠となります。 こうしてつぎつぎと反応して出来た第Xaは共通系へと進みます。 第IX因子、第X因子は外因系でも活性化されます。 次回は外因系の説明をします。 * * * 今日は朝から降ったり止んだりの繰り返しでお出かけはおろか お散歩もお休みでした 明日は晴れるみたいですね GW最後の一日、とうとう主人は仕事を終えることが出来ずに ずっとお仕事となってしまったようです。 私は主人の実家へ遊びに行ってこようと思ってます。 ついでにどこかお散歩してから寄ろうかな~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.06 00:56:01
|
|