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カテゴリ:製造便り
連日桜のことばかり話題にしているような気がしますが、今日はハム・ソーセージ作りでの桜にまつわるお話を少ししたいと思います。
ベーコンを焼いたときのあの、ふわっと香るスモークの香りに心誘われる方も多いのではないかと思いますが、ハムやソーセージ、そしてベーコンを作る工程で欠かせないのがくん煙(スモーク)の工程です。 煙には、けむたいという言葉もあるように嫌な香りもあって、向くもの向かないものがありますが、当店では香りの良い桜の木を使ってじっくりくん煙を行い、香り、つや、 深い味わいを生み出しています。 くん煙は、昔は日保ちのしない生肉の保存性を高める目的で行われていましたが、冷蔵庫や保存料の使用などもあって、保存目的から、香り付け、スモークカラー、つや等を与えるという嗜好性を高める役割へシフトしつつあるようです。 が、しかしながら当店のような保存料を使用しない製品作りにとっては、くん煙工程は保存の目的としても今でも重要な役割を果たしてくれています。 私の好きなサイトのひとつ、糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞でほぼ日桜前線2006というコーナーがあります。一般の方からの桜が咲いたよ!という写メールの画像がたくさん貼り付けられているのですが、これを見ると、桜前線の北上の様子が良くわかって、あぁもうこんな所まで来たんだとか、○○さん家の方も咲いたかな、などと楽しめてオススメです。 こんなGoogle mapの使い方も面白いなーと感心してしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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