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テーマ:ニュース(99429)
カテゴリ:ニュース
まぁ、この類の記事を見る度に、 もう考えがとまらなくなります。 概論は、自転車乗りの死亡者の内、6割に違反があった という感じですか こういう類の報道を見て、 みなさんは、どんなイメージを持たれますか。 ま、事実は事実でしょうから、 それでいいのですが、 いざ文章となると、印象操作が入りがちだという話です。 「まじ、自転車勝手な運転だよな」って感想でしょうか。 でも、私としては、 「じゃ、4割も違反しないでも死んでるのね」 というのが、話のきっかけです。 さて 厳密な意味で、 第一当事者と過失割合が正確に一致しないこと承知の上での概論ですが、 通常の事故で、どちらかに過失が全くない形態というのは、 あまりありません。 追突などが、それに当りますか。 それ以外は、一般的に見て、 つまり、日常ではどちらかが「一方的に悪いよね」という事故でも、 いざ、過失割合の算定となると、 「安全運手義務違反」的な修正が加えられます。 10-0になることは、稀です。 つまり、私が知りたいのは 自転車が不幸にも亡くなった事故で、 第一当事者は自転車なのか、ということです その部分が記事からは分かりませんが、 もし、自転車のルールの徹底を図るのであれば、 出される統計は、異なるべきです。 つまり、 1.非自転車が第一当事者 2.自転車が第一当事者 の割合が必要です。 尚、記事からすれば、 残りの4割は、違反がないのに死んでいます。 4割を多いと思うかどうかは個人によりますが、 私は多いと思います。 つまり、「違反なく」≒「過失なく」 4割も死んでいる訳で、 なら、より注意すべきなのは、非自転車側かもしれません。 死亡事故で、第一当事者が自転車である割合と そうでない割合を出して貰えれば、 随分とすっきりします。 違反の有無では6割ですが、 自転車と非自転車のお互いが違反をしている事故もあるでしょうから、 6割より、自転車が第一当事者である割合は確実に減ります。 もし、仮にですが、 6割の内の半分が自転車側が第一当事者とすると、 全体で見れば、 3割が自転車が悪くて死に 7割が非自転車側が悪いということになりますから、 かなり印象が異なります。 勿論、6割の半分、というのは仮定なので、 その辺りが報道されると、よりよいと思います。 正確な議論が可能になります。
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最終更新日
2017.01.20 19:10:03
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