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テーマ:おすすめ映画(4021)
カテゴリ:洋画(ら行)
先日、アメリカの男性誌が、「世界で一番セクシーな女性は、女優のスカーレット・ヨハンソン」という記事を発表しました。
スカーレット・ヨハンソン、大好きなんですよ~ 最初に観たのは、2年前、『真珠の耳飾りの少女』です(いつか書きますね)。 その演技が素晴らしくて。 直後に、この、『Lost In Translation』が公開されて、早速観に行ったんです。 アメリカ映画なのに、舞台は東京という面白さにも惹かれて。 ちょうど記事が出たところなので、ご紹介します。 ********************* 『Lost In Translation』 (2003) / アメリカ 監督:ソフィア・コッポラ 出演:ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン <Story> ハリウッド・スターのボブ・ハリス(ビル・マーレイ)は、ウィスキーのコマーシャル撮影のために来日し、新宿の高層ホテルに滞在する。 窓の外には原色のネオン街、そして日本人スタッフのどこかちぐはぐな歓待に、日本という場所に対してしっくりと来ないものを感じる。 同じホテルに、カメラマンの夫(ジョバンニ・リビシ)の仕事に同行してきた、新妻のシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)がいた。 夫が仕事に行ってしまう間、1人ホテルに残されるシャーロット。 言葉も通じない国にいることに不安を感じる。 眠れぬ夜をホテルの最上階のバーで過ごすシャーロットと、 エレベーターの中で視線を交わしたことを覚えていたボブは、バーのカウンターで会話するのだった。 お互いに異国の中で不安を感じていた2人は、意気投合する。 シャーロットの友人に誘われて、夜の東京へと繰り出す。 昼ははじめて見るしゃぶしゃぶや、おすしでランチ、 そして夜は映画を観ながら過ごす2人。 互いの心を埋めあう存在として、お互いを意識していた。 だが、帰国の日が近づいてくる・・・。 <感想> とにかく切ないの。 切なすぎて泣けてくる。 孤独を埋める存在であった2人だけど、 「一期一会」という言葉がまさに当てはまる割り切り方。 感情に走ることのない美しさって何だろう?って思っている人にはぜひ見ていただきたい。 あとは、外国人の目に映る"TOKYO CITY"の面白さですね。 乾いた空気感を持つ一方で、 おもちゃ箱をひっくり返したような違和感も存分にあふれている街。 東京の滑稽さを感じると、何か日本人なのにおかしな気持ちになってくる。 でも、そんな東京だからこそ、 この映画が生まれたのかな?って、思います。 フランシス・コッポラの娘、ソフィア・コッポラの描く、 独特の世界。 美しかったです。 ********************** 今日の評価:★★★★★ (あるいは ★★) (私にとっては特別な1本です。 このテーマが響く人には、とても深い映画だと思うけど、 そうじゃない人にとっては、単にだらだらとして、外国人が日本をおちょくっているのか?って、思えるかもしれません。 できましたら、ソフィア・コッポラの描く世界を味わっていただきたいですね。) ロスト・イン・トランスレーション-DVD-〔送料無料キャンペーン中〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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