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カテゴリ:「私の本棚」・TV・演劇
ようやく、天然は、登校しました。
今週は、体育禁止令。 でも、本人は、 木曜のプールは入りたいらしい。 無理じゃん。。。 笑 今月は缶詰になっていたので、 本が、たまっております。 読まなくてはね。 中学受験頻出作家の仲間入りをしそうな、 瀬尾まいこさんの本を読みました。 現役の中学国語教師の方です。 ********************* 『天国はまだ遠く』 / 瀬尾まいこ 天国はまだ遠く <Story> 23歳の保険会社勤務・千鶴は、 何もかもがイヤになり、 「北の果て」を目指して列車に乗った。 自殺する場所を探して。 ひなびた駅で列車を降り、 タクシーを乗りついでたどり着いた場所は、 「木屋谷」(きやだに)という集落。 一晩の宿を求めて、「民宿たむら」へ入った。 「民宿たむら」は、30歳の、 元デパート店員の男が1人で経営していた。 「1泊千円でええよ」という男。 千鶴は、床につくと、元カレに、 「これから旅立ちます」とメールした後、 睡眠薬を飲んだ。 ・・・32時間後、千鶴は、目を覚ました。 すっきりとした心地よい朝の空気を感じながら。 <感想> 些細なことの積み重ね、 でも、そんなことがたまってくると、 全てを捨てたくなる衝動に駆られることって、 ありがち。 落ち着いて考えると、どうでもいいことなのに。 死に損なった千鶴は、 田村の、ほんわかした関西弁や、 常に自然と関わっている姿を見ながら、 自分の居場所を探していく。 空気が、きれいだ、 食べ物が美味しい、 人が、あったかい。 生命を得ているということが、 千鶴の琴線に触れていって、 どこに向かえばいいか、彼女は答えを出した。 自分の居場所、 見つけていますか?? 自分のするべきこと、つかんでいますか? そんな当たり前のこと、 でも、当たり前じゃないこと。 生きていくのも、決して、悪くないでしょう? 30分くらいで読み終わりました。 最近では、珍しい。 ヘンに文体が作られていなくて、読みやすい作家さん。 これからもいろいろ、読みたいです。 ↓ 本当はこれが借りたかったのだけど。 また、探しましょ。 幸福な食卓 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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