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2007.02.14
テーマ：映画館で観た映画(8350)
カテゴリ：洋画（あ行）
監督・脚本 ： イサベル・コイシェ 出演 ： サラ・ポーリー 、 ティム・ロビンス 、 ハビエル・カマラ 、 ジュリー・クリスティ 、 レオノール・ワトリング 公式サイトはこちら。 ＜Ｓｔｏｒｙ＞ あらゆる感情を封印したかのように誰にも打ち解けず、 黙々と工場で働くハンナ（サラ・ポーリー）。 その真面目過ぎる働きぶりを上司にとがめられ強制的に取らされた休暇中、 思いがけないことから油田掘削所の事故で大怪我をした男・ジョゼフ（ティム・ロビンス）の看護を買って出る。 向かった先は海に浮かぶ油田。 そこには陽気で腕のいい料理人（ハビエル・カマラ）をはじめ風変わりな男たちが働いていた。 彼らと生活を共にするうちにハンナは次第に笑顔を取り戻して行くのだが…。 以上 goo映画より  あなたになら言える秘密のこと - goo 映画 ＜感想＞ 過去のことは聞かれたくない、 一切を拒否しながら生きていくハンナの姿勢。 引き寄せられるように出会った、一時的に目が見えないジョゼフとの間に、 初めはかたくなに対応していたハンナだが、 徐々に秘密を打ち明けるようになっていく。
そして、生きていることを恥じるほどの、 生涯刻み込まれた秘密をジョゼフに打ち明けたとき、 ハンナとジョゼフの心は１つになった。 戦争と、それに伴う人間の狂気は、 辛くも生き残った人間たちに、 容赦なく断末魔の悲鳴を浴びせ続ける。 真実を知ってなお、救いの手を差し伸べるジョゼフを、 ようやく受け入れるハンナ。 しかしながら、時が経っても、 突然自分自身が瓦解する危機からは、 一生逃れられないのだろうか。
『死ぬまでにしたい10のこと』にも見られるように、 イサベル・コイシェの主張には、 「生涯をかけて手に入れたい愛情」がある。 そんな相手に出会えた時に、 人は、秘密を打ち明けたくなるのだろう。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 今日の評価：★★★★☆ （命の限りの訴え、そして愛を真剣に求めていく姿勢、 共感できました）
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