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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:洋画(や行)
監督・脚本 : クリス・クラウス 出演 : ハンナー・ヘルツシュプルング 、 モニカ・ブライブトロイ 、 スヴェン・ピッピッヒ 、 リッキー・ミューラー 、 ヤスミン・タバタバイ 鑑賞劇場 : 109シネマズMM横浜 公式サイトはこちら。 <Story> 刑務所で受刑者たちにピアノを教えるクリューガー(モニカ・ブライブトロイ)は、ある日、稀に見る才能の持ち主ジェニー(ハンナー・ヘルツシュプルング)に出会う。 反抗的で暴力的なジェニーは、幼い頃から神童と騒がれた天才少女だったが、 今では刑務所内随一の問題児となっていた。 嫉妬心と憎悪を露にする看守や受刑者仲間の卑劣な妨害にもめげず、 クリューガーはジェニーの才能に葬り去ったはずの自らの夢を託し、 コンテスト出場を目指して厳しいレッスンを続ける。 4分間のピアニスト - goo 映画 <感想> 12月1日は映画の日。 1日、お暇をいただいて(→ いつもいただいてる!?)、 映画三昧してきました。 4本観ましたよ~~ これ新記録(笑 どうしようかと迷ってましたけど、お友達のレビューを読んでよかったみたいなので、行ってみました。 どうしてもドイツ映画って暗い印象なんですよね^^; で、これも予告なんか観るとほとんど色のない世界だし、 設定も刑務所ということですのでね。 ただ、ピアノものというのは、その旋律だけでもう酔わされてしまう感じがするので、 そこは冷静に観ないとね。 どうしてそんなに自分や、自分に触れる人々をを傷つけるの? と、問いたくなるようなジェニー。 一貫して周囲には頑なな態度を取っていて、自らも類稀な才能を持ちながらも、封印してしまった夢をジェニーの中に見出すクリューガー。 どちらも、愛するものを失った重い過去を引きずって生きていた。 似たもの同士が同じ夢を追いかけていく。
ガラスのように繊細な神経を持つジェニーに翻弄されていっても、 クリューガーは夢をあきらめさせなかった。 あなたの使命は明らかでしょう? と。 そしてジェニーが選んだのは、「私の音楽」。 お仕着せなんて嫌、塀の中で過ごす自分にとって、音楽こそが最も自由な世界。 それは誰にも侵されないもの。 そしてラストの、未だ誰も到達したことがない世界のメロディーへと続いていく。 全てが終わった後、観客に向けて行われるお辞儀が、 傷つききった彼女の心がこれから回復していくであろうことを思わせる。 ジェニーを演じるのは1200名のオーディションを勝ち抜いたハンナー・ヘルツシュプルング。 難しい役柄でしたがよく演じていたと思います。 ピアノの迫力もよかったです。
今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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