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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:洋画(は行)
原題 : THE U.S. VS. JOHN LENNON
監督・製作・脚本 : デヴッド・リーフ 、 ジョン・シャインフェルド 監修・出演 : オノ・ヨーコ 出演 : ジョン・ウィーナー 、 ロン・コーヴィック 、 アンジェラ・デイヴィス 、 ジョン・シンクレア 鑑賞劇場 : 新宿ジョイシネマ 公式サイトはこちら。 <Story> ビートルズのメンバーとして世界の頂点を極めたジョン・レノン。 しかし彼は、すでに次の段階に向かっていた。 気鋭の前衛芸術家のオノ・ヨーコとの結婚。 そして泥沼化するベトナム戦争に反対しての平和活動。 若者を代表するジョンのメッセージは、反戦運動家や急進的な活動家にも利用されるが、 その事からアメリカ政府は彼を反政府の危険分子と見るようになる。 ジョンの影響力を恐れた政府は、FBIにジョンの監視をさせる。 PEACE BED アメリカVSジョン・レノン - goo 映画 <感想> ジョイシネマ2本目です。 ビートルズ世代ではもちろんなくって、だいぶ遅れて彼らの曲に出会って、 でも大好きです。 だから、グループがどうして変容していったかというのも一応は知ってはいましたけどね。 この映画は、彼にまつわる人々、 とりわけ、彼がビートルズ解散後に関わった活動家たちや敵対する元FBI捜査官、ライターなどによるインタビュー形式になっています。 もちろん、オノ・ヨーコも登場します。 政府がどんなに耳に心地よいイデオロギーを並べ立てても、ジョンが1曲歌ったほうが民衆は喜び、共感する。 政府はそんなジョンを恐れた。 時はあたかもベトナム戦争真っ只中、そんな時に、 "War Is Over"などと叫ばれては困るから、ニクソン政権はメンツをかけてジョンを潰しにかかってきた。 反体制だったけど、彼は対話による解決を望んでいたということが、この映画でよくわかる。 いろんなパフォーマンスをしたけれど、 彼の言葉、彼の詩は、大衆の望んでいるものだったから。
欲を言えば、もうちょっと突っ込んだ話が出てくるとよかったと思った。 ジョン&ヨーコはとても当時怖がっていた、それはよくわかるけど、もう少しそのときの様子とか心情とかを出してくると、 事実を並べたものよりも凄みが出たような感じでした。 でも、この映画では彼の人生の変遷がよくわかると思います。
今日の評価 : ★★★☆ (当時を知る大勢の貴重なインタビュー、様々な角度から夫妻を見せてくれます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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