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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:洋画(さ行)
原題 : SLEUTH 監督・製作 : ケネス・ブラナー 脚本 : ハロルド・ピンター 出演 : マイケル・ケイン 、 ジュード・ロウ 鑑賞劇場 : 109シネマズMM横浜 公式サイトはこちら。 <Story> ロンドン郊外にあるベストセラー推理小説作家ワイク(マイケル・ケイン)の邸宅に、ティンドル(ジュード・ロウ)と名乗る若い男がやって来る。 彼はワイクの妻と不倫関係にあり、離婚を承諾しないワイクを説得にやってきた。 ティンドルの要求にワイクはある提案をする。それはティンドルに、ワイクの高価な宝石を盗み出させる事だった。 ワイクには保険金が入り、ティンドルも別れた妻と暮らせるお金が手に入る。 承諾したティンドルはワイクの言うままに泥棒を演じるが…。 スルース - goo 映画 <感想> 1972年に、ローレンス・オリヴィエと若き日のマイケル・ケインが演じたものが映画化されています、今回はマイケルが老作家役に扮しての再映画化。 前回の映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』と同じくジュード・ロウ主演、2本とも同日公開ですね。 ジュード・ロウファンには何とも嬉しい限りの春でございます♪ 妻の愛人と夫との心理戦、どちらが有利になるのか、勝つのはどちらか。 その駆け引きの一部始終を描いた作品です。 初めは負けたように見せかけても自分に有利になるように必ず事を進めていく。そんな狡猾さはやっぱりワイクが一枚上ですね。 そしてその狡さを若さと体力で押し切ろうとするティンドル。 スタイリッシュな映像と共に物語は進みます。 どこを取ってもハイテクなワイク邸。 でも実はこの家こそが、アドバンテージを取った者に対しての最大の武器になったりしています。 リモコンが手中にある者は、そのしくみを生かして、相手を追い詰めることができる。
1セット取られた(2人の心理戦をゲームに例えています)ティンドルは、ワイクを騙してゲームをイーブンにするのですが、 あの作戦をワイクが見抜けないっていうのも甘いんじゃない・・・? 推理小説作家なのに・・・ というのはまあ置いといて(笑 ここから2人の駆け引きが更に始まります。 でも、この駆け引きがそれまでの緊張感とは毛色が違ってしまって。。。 あと、ラストも何気に予測がついてしまったため、ちょっと失速感がありました。 緊張感が最後まで保たれればさらにまとまったのかなと。 そんなこともあったのですが、やっぱりジュード・ロウが製作に携わり、 マイケルに相手方を是非にと所望したあたり、 彼のこだわりが伺えますね。 何十年かして、彼がワイク役になるときが楽しみです。そんな映画も観てみたい。
今日の評価 : ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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