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原題: DEFIANCE 監督・脚本 : エドワード・ズウィック 出演 : ダニエル・クレイグ 、 リーヴ・シュレイバー 、 ジェイミー・ベル 、 アレクサ・ダヴァロス 、 アラン・コーデュナー 、 マーク・フォイアスタイン 、 ミア・ワシコウスカ 公式サイトはこちら。 <Story> 第二次世界大戦さ中の1941年。 ナチス・ドイツの迫害はポーランドの小さな田舎町まで迫っていた。 両親を殺されたユダヤ人のトゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)のビエルスキ兄弟は、復讐を胸にポーランドに隣接するベラルーシの森に身を隠す。 やがて森には、ドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人が次々と助けを求めて集まってくる…。 食料難、寒さの中、人間らしく生き抜くことを心に決め、肉体も精神も極限状態の日々を過ごしていた。 ![]() ディファイアンス - goo 映画 <感想> とにかく、『007/慰めの報酬』でのダニエル・クレイグの印象がよかったんですね。 これも今日から公開ということで、早速観てきました。 第2次世界大戦中のユダヤ人を描いた映画は、致し方がないと言えばないのですが、 一方的に攻撃されたり殺害されてしまうパターンがほとんどです。 そんな中、ベラルーシの森の中で1200人ものユダヤ人が生き抜いたという実話があるとは。 これはどんなものなのか興味出てきます。 虐殺から辛くも生き残って森に逃げ込むユダヤ人たちは、コミュニティを作るまでに増え続けて行きます。 トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)はこの中で彼らのリーダーとなり、共同体として最後まで助け合って生き残ることを貫いていく。 この映画は、やはり歴史のおさらいが事前に必要かなと感じました。 パルチザン部隊についての簡単な知識です。 彼らは「ビエルスキ・パルチザン」と名乗ったようです。 ユダヤ人コミュニティを生き抜いた方の証言もありました。
とにかく、ダニエルの貫録たっぷりな演技に終始安心感があって、 落ち着いて鑑賞することができたように思います。 彼の姿があれば安心・・・ という感じ。 堂々としています。 007も公開中ですしね。こっちも合わせて観ると、彼の魅力がよく分かると思います。 3兄弟(正確に言うと4兄弟なんだけど、末子はまだ幼いので実際に戦うのは3兄弟です)の力関係も見どころ。 次男のズシュとの、双角の力関係、 そして三男のアザエルの成長と、共同体を影で支える力など。 男兄弟ならではの話といいますか・・・。 ぶつかりあって助け合って。 逃避行の中で戦闘をする。 観ていてやりきれなくなる場面も多かった。 武器などもちろんないから、奪う。 奪って、相手を倒してさらに武器を奪って、強くなる。 その繰り返しです。 敵と味方を区別して、助けてくれるものには助けを求めて。 共同体に増殖していくユダヤ人たちを排除することはせず、彼らを助けようということがパルチザン活動の最たる目的であったから、 そのために彼らは戦った、というシンプルなポリシーは、共感を呼びやすい。 ユダヤ人を救ったということでは、「シンドラーのリスト」が有名ですが、 決定的に違うのは「ユダヤ人が自己防衛をした」ということ。 それを可能にしたのは、ベラルーシの雄大な自然であることも付け加えないといけません。 史実であるので、綺麗事に描いてあることばかりではありません。 (とは言っても、これでもだいぶ映画ではダーティーな部分は省いていると思うのですが) 皆、平等にするとは言うものの、実際には、 ユダヤ人の戦闘員と非戦闘員の区別はつけていたらしく。 でもそれも無理もないことかと。絶えず追ってくる敵から身を守るためには戦闘が不可欠で、それに従事する人にはそれ相応の待遇は必要だから。 粛清のシーンなど、ちゃんと描いているところは評価していい。 よくある美談だけで終わるのではなく、負の部分も見せないと、真実ではないと思います。 基本的に、ヨーロッパが題材なのに英語が使用言語の映画って、自分は違和感あることが多いのですが、 それをあまり感じさせなかった。 ロシア語? ところどころ話してましたよね。 観終わって、底力のようなものを感じた1本でした。
今日の評価 : ★★★★☆ [洋画(た行)]カテゴリの最新記事
試写会に外れたら観に行かずに、そのままロードショー終了、ってケースが多いので、これは明日にでも観に行きたい映画です。
ダニエル・クレイグは、やっぱりあのクレバーな表情が魅力的ですよね、演技にも安定感が有りますし。 つか「オーストラリア」当たり過ぎで、自分にも今更大量に届いています…(Feb 15, 2009 06:57:39 PM)
また新しい歴史的事実を教えてもらってとても有意義に感じました。
よくもまああの大人数で厳しい冬を3回も越えて・・・と感心しました。 時には非情にならないと集団は統率できないし、決して綺麗事だけではなかったことを描いていたのが良かったと思います。(Feb 15, 2009 07:52:59 PM)
こんばんは~
>試写会に外れたら観に行かずに、そのままロードショー終了、ってケースが多いので、これは明日にでも観に行きたい映画です。 これは観て損はないと思う。行ってきなよ~ >ダニエル・クレイグは、やっぱりあのクレバーな表情が魅力的ですよね、演技にも安定感が有りますし。 彼が出てくると本当に安心して見ていられるんだなって分かりますね。 >つか「オーストラリア」当たり過ぎで、自分にも今更大量に届いています… ----- 自分も捌くのが大変でしたw シネトレとかmixiに出せば?? 笑 さっきも即決でしたよ。 (Feb 15, 2009 09:31:24 PM)
こんばんは^^
>また新しい歴史的事実を教えてもらってとても有意義に感じました。 >よくもまああの大人数で厳しい冬を3回も越えて・・・と感心しました。 歴史に埋もれてしまっていることが、こうして分かるのなら、映画を作る甲斐も観る甲斐もあるというものですよね。 >時には非情にならないと集団は統率できないし、決して綺麗事だけではなかったことを描いていたのが良かったと思います。 ----- そうですね。美談だけに終わっていたら、何となく嘘っぽいですから。 包み隠さないことも、大事なことだと思いました。 (Feb 15, 2009 09:33:21 PM)
>美談だけで終わるのではなく、負の部分も見せないと、真実ではない
仰るとおりだと思います。 報復のシーンもあり、粛清のシーンも、 命令系統を一つにし、全員の不平、不安を抑えるために 必要な決断でしたものね。 4兄弟の、皆がお互いを補い合えるものを持っていたのも良かったのでしょうね。(Feb 17, 2009 11:23:53 AM)
こんばんは~
>報復のシーンもあり、粛清のシーンも、 >命令系統を一つにし、全員の不平、不安を抑えるために >必要な決断でしたものね。 それがないレジスタンスは恐らく皆無でしょうね。 負の部分も抱えてこそ成功すると思います。 >4兄弟の、皆がお互いを補い合えるものを持っていたのも良かったのでしょうね。 ----- 実際はあんなに支えられたかどうかわかりませんが、ある程度仲が良くないと目標が定まりませんよね。 (Feb 18, 2009 08:15:30 PM)
良かったようですね
行きたいのよねー ジェイミー君も出てるし♪ あれもこれもと欲張ってみても でも、がんばっていくわ roseさんの感想読んだら外せないと思いました (Feb 20, 2009 05:59:13 PM)
こちらにもTBありがとう!
先月から今月にかけて観たい映画がわんさか公開され、観に行く時間を確保してなんとかシアターには行くのですが、レビュー書く時間がなくて哀しいですわ。 さてダニエルは良い俳優ですね。007の彼も素敵だけど、こういった骨太な役柄は似合いますね。彼って軽い役も結構イケテルし... そうそう本当は4人兄弟でしたが、長男と、次男の葛藤、長男の三男に対する愛情と素晴らしかったです。(Mar 1, 2009 08:42:38 PM)
こんばんは^^
>先月から今月にかけて観たい映画がわんさか公開され、観に行く時間を確保してなんとかシアターには行くのですが、レビュー書く時間がなくて哀しいですわ。 確かに、お正月よりも今の方がたくさん観たい映画ありますもんね。 margotさんもお忙しそうですものね。。。 >さてダニエルは良い俳優ですね。007の彼も素敵だけど、こういった骨太な役柄は似合いますね。彼って軽い役も結構イケテルし... >そうそう本当は4人兄弟でしたが、長男と、次男の葛藤、長男の三男に対する愛情と素晴らしかったです。 ----- とても素敵な役でしたね。 ダニエル、男らしい!! 男同士の助け合いがよかったです。 (Mar 2, 2009 12:01:52 AM) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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