2171531 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Nice One!!

Nice One!!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Category

Archives

2024.04
2024.03
2024.02

Comments

びー。@ Re:久しぶりぃ〜(09/01) おかえりなさいませ? なんか違うな。別荘…
みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) kaoritalyさん コメントありがとうござい…
kaoritaly@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) ご無沙汰してます。 ベスト10の映画、…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2009.06.27
XML
カテゴリ:洋画(さ行)

原題: VICKY CRISTINA BARCELONA

監督・脚本 : ウディ・アレン

出演 : スカーレット・ヨハンソン 、 ペネロペ・クルス 、 ハビエル・バルデム 、 パトリシア・クラークソン 、 レベッカ・ホール



公式サイトはこちら。



<Story>


バカンスでバルセロナを訪れたヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、親友同士だが恋愛観は正反対。
二人はヴィッキーの親戚夫婦の家に滞在して、バルセロナの街を観光する。
ガウディの建築物や、ミロの芸術に酔いしれていた。

ある晩、訪れた画廊のパーティーで出会ったのは、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)。
彼は元妻(ペネロペ・クルス)と離婚したばかりだった。
そんな彼に、クリスティーナは興味を持つ。


それでも恋するバルセロナ - goo 映画
それでも恋するバルセロナ - goo 映画





<感想>

正直、ウッディ・アレンは苦手な監督なんですが、スカちゃんご出演ということで、これは公開日にさっさと行くことに。
ペネロペ・クルスが助演女優賞を取った作品ということもある。 あのマリサ・トメイに勝った演技って、一体どんなの?


お話の方は正直言って、中身がない(笑
いやホントに、なかった(笑
この映画の原題は "VICKY CRISTINA BARCELONA" ですが、まさにその3つの単語に尽きるんですよね。
ヴィッキーとクリスティーナがバルセロナで恋をした。
そこに前妻がちょこっと出てきた。
「全ては、バルセロナのせいなのさ~♪」
そんなところです。


で、下のアフィリ画像にもあるのですが、このヴィッキーだけがジャケットとかポスターから外されてるんですよね。
主役なのに・・・ とも、思うんですが、この映画に出てくる3人の女優の中で、明らかにレベッカ・ホールだけタイプが違うのよね。
あとの2人&ハピエルはとにかく、本能に生きるタイプ。 このレベッカだけが「一応」モラルらしきものを持ち出してはいるんですが、それも、何とな~く崩れて。 まあ、こういうことも人生にはあるでしょ? みたいなゆるさ。


スカちゃんですが、どうにも見た目からくるイメージなのか、どうしても肉食系の役回りになってしまいますね。 もっとも彼女が草食系を演じたら観客は違和感あるでしょうから仕方ないですが。
これはこれで、自分の思ったままに進む!みたいなオーラはうまく出ていたと思います。


そして、全てがハジけたあとのハビエル・バルデムが、
それまでの「イイ男」イメージがしゅるるるる・・・・ と瞬く間にしぼんで、どうにも情けない男に見えてくるのがウケた。
結局、アヴァンチュールなんてそんなものかな(笑
いくら愛だの恋だの言ったって、目の前にいる女とどうにかしてどうにかしたいって言うのだけがファンの目的だったような。。。w
ですが、目の前の女性をその気にさせちゃう彼の言葉はすごいね(爆
3人の女性たちとの関係をまとめると、
対ヴィッキー「凄く雰囲気はいいけど、話をするといつも対立してしまう」
対クリスティーナ「彼女とは気が合う、だけどそれは生活の潤滑油としての必要性」
対マリア「自由だけどお互い束縛しない、だけど何かが介入しないといがみ合う」
・・・うーん、なんか勝手な言い分。 けどまあ、女性が違うから。
いいとこ取りっていう感じ? ただしこれは男性の論理。
女性もそれぞれの思惑もあるし、人間なんてそんなもの。
パチン! とはじけて、みんなようやく寝ぼけから覚めてるし。年月が経つと、どうしてあんな面倒くさいことしたんだろ、早く忘れたいって思うんじゃない? 笑
というか、この映画自体が、観終わった後に何かが残る映画じゃないので。。。 


ウッディ・アレンのノリって本音を言うとかなり苦手。 彼の言うことに賛同しないといけないんじゃないか、って暗黙に強制する周囲の空気が好きじゃないんですよ(笑
それでもこの映画をけなしきれない(笑)のは、うやむやだけどそんな場面だったら自分も彼女たちみたいになっちゃう可能性がゼロじゃないんじゃないかっていうところかな(笑
「レッテルを貼らないで」っていう言葉が出てきますが、いちいち貼ってもいられない部分だってあるしね。
ダグとファンの比較がいい例なんですが、ファンと比べちゃうとダグは普通で、だけどその普通がどうしようもなく陳腐でつまんなく見えてくる瞬間がある(笑) だけど夢から覚めると、ファンの方が全然ブっ飛んでることに気がつく。 そういうマジックがバルセロナには存在してたんです。



ペネロペですが、これで助演女優賞はかなり納得いかないですね。 ブチ切れればいいのか!? インパクトがあればOK??
『レスラー』のマリサ・トメイは身体張ってたし(→ 張ったからいいというもんじゃないけど)、『ダウト』のエイミー・アダムスも心理的な演技がよかったと思ったけど。
ペネロペは『ボルベール』に近いキャラクター(と言っても今回の方がかなりエキセントリック)。自分は『エレジー』の方が断然いいと思う。 ま、これは好みの問題ですけどね。




********************************




今日の評価 : ★★(5点満点で2点 ★は1点、☆は0.5点)




  

  

 













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.07.27 06:02:05
コメント(8) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.