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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:洋画(さ行)
原題: 3:10 TO YUMA 監督 : ジェームズ・マンゴールド 出演 : ラッセル・クロウ 、 クリスチャン・ベイル 、 ピーター・フォンダ 、 グレッチェン・モル 、 ローガン・ラーマン 鑑賞劇場 : 109シネマズ川崎 公式サイトはこちら。 <Story> 妻と二人の息子と暮らす牧場主ダン(クリスチャン・ベイル)は、地主から借りた金を返せずに土地からの立ち退きを迫られていた。 ある日、ダンは強盗団のウェイド(ラッセル・クロウ)一味が駅馬車を襲う現場を目撃する。 町へ出たダンは、ウェイドが逮捕される現場に偶然立ち会った事から、彼を護送する仕事を志願する。 刑務所のあるユマ行きの列車が出るのは、午後3時10分。 しかしそれまで、ウェイドの仲間たちの追撃をかわさなければならない。 男の意地をかけた旅が始まった。 3時10分、決断のとき - goo 映画 <感想> これも公開館がめちゃくちゃ少ないんですが、「roseさん、これ絶対に観に行った方がいいよ」と会う人ごとに言われてまして(笑) 早く観たかったですね。 川崎は1日1回の上映ですが、当然のごとく満席です。 正直、ドンパチものとかってあまり守備範囲じゃなくて、始まってから「これコテコテの西部劇じゃん・・・」と、何でみんなが勧めるのかがちょっとわからなくなったけど。 でも観ていくうちにそれわかってきました。 男のロマン・・・ というか、男のけじめ、というか。 そんなものなのかなあと思ったんですね。 どんな男にも、守らないといけないものがあって、それは絶対に譲れない。 家族にだって、通さないといけないけじめがある。 それを守り通すことに意地を張る男たち。
本当に一言で言うとこの映画、「男気」なんでしょうね。 自分ができていないことを指摘されるのがたぶん男性は一番辛い。 「俺ならもっと幸せにしてやれる」なんて、同性に指摘されてしまった日には凹むだろうけど、それでも自分ができる精一杯のことをしてやろうと思うのが、男の優しさであり、甲斐性でもあり。 ウィリアムが持って帰ったものを見て、アリスはダンのことをどう思うだろう。 成り行きで仕方ないと思っていたり、これも運命と半ば諦めていたけど、ダンの考えの深さに彼女はどういうリアクションをするだろうか。 こういうところは、目先でしか物を考えない女には到底真似できないことである。 ダンとウェイドは、お互いの考えている男としてのポリシー、それに惚れこんだのかもしれない。 だから約束を守った。 ウェイドも男なんだなあ。。。 あー、何か、惚れ惚れしてしまいました。 普通の上映なのに、終わった後、拍手が起こってました。 試写会では時々あることなんですが、普通の、お金出して鑑賞する映画館では初めてのこと。 そのくらい見事でした。 パンフレット売り場にも行列できてて。。。 いい作品はやっぱり買いたくなるもんね。 言葉では語りません。 とにかく観てほしいなと思います。
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