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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:韓国映画
原題: HAPPY END 監督: チョン・ジウ 出演: チョン・ドヨン 、チェ・ミンシク 、チュ・ジンモ <Story> 子供英語学院の院長を務める美しい女性、チェ・ボラ(チョン・ドヨン)。 彼女は、会社をリストラされた夫ミンギ(チェ・ミンシク)が失業中の今、家事や育児を彼に任せ、家計を支えるため働いている。 だが一方で、ボラは夫に言えない秘密を持っていた。それは、学院のHPデザイナーで大学時代の恋人キム・イルボム(チュ・ジンモ)との不倫関係だった。 ボラは結婚後にイルボムと再会して以来、その関係を続けている。純粋に身体だけの付き合いのはずが、イルボムは次第にボラと彼女の子供と一緒に暮らすことを夢見がちになっていった。 そしてある時、彼がボラに渡した合鍵がきっかけで、彼らの運命が狂い始めてゆく。 ハッピーエンド(1999) - goo 映画 <感想> 韓国の女優さんで誰が一番好き? と訊かれたら、間違いなくチョン・ドヨンを挙げますが、これまだ観てなかったなあと思ってたので鑑賞。 去年の『シークレット・サンシャイン』の彼女の演技も素晴らしかったですし。 いつも思うんですが、彼女の演技は、それが素なの? と思いたくなるくらい、役に乗り移ったような感じなんですよね。 そのリアリティがまた自分は好きだったりするんです。 公開当時はかなりベッドシーンが話題に、というよりも問題になったそうで。 まあ、これだけ激しかったらねえ・・・。 ですけど彼女の身体は本当に綺麗です。 見た感じは本当に普通の女性なんだけど、醸し出しちゃってる雰囲気が、魔性の女なんですよね。 1度付き合ったらもう離れられない、離したくないと言わせるようなものが彼女の魅力であって、また魔力でもあるのでしょう。 とことん、のめりこむ・・・ 何事においても彼女はきっとそうなんだろうし、相手も彼女にのめりこんでくる。 そういう魅力にうまくあてはめた役だと思います。 「ボラは、家計を支えるために働いている」と上のあらすじには書いてありましたが、家計を支えるために院長はしないんじゃないのか? などとお話自体はかなりつっこめる感じではあります。 舞台となる家庭は、隙間風が初めから吹いちゃってるんだけど、これはミンギのリストラと関係がなさそうですね。 そのあたりがあまり詳しく描いてないのですが、焼けぼっくいのパターン?? とりあえず目の前のことは映像になっているんですが、つなぎが何となくハッキリしてないんですね。 観ていくうちに出しますから・・・という感じ。 そして、最初はボラ側の目線なんですが、途中からミンギの目線にシフトしていってます。 これもストーリー上、仕方ないところではありますが。 お話自体は日常でもよく見かける記事のような感じなんですが、それでもチョン・ドヨンの迫力は十分ありました。 彼女の初期の作品ですが、その後の成長を予感させている演技です。 それにしても、黙っている男性は結構怖いもんですね。 今まで溜まったものが一気に出て来られてもすごく困ってしまう。 でも、男性の堪忍袋の緒が切れる時ってこんな感じなのかな。 やっぱり、自分の子どものことになると、人は目の色が変わりますからね。
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