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みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) kaoritalyさん コメントありがとうござい…
kaoritaly@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) ご無沙汰してます。 ベスト10の映画、…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2009.10.16
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カテゴリ:洋画(は行)

原題: EL POLLO, EL PEZ Y EL CANGREJO REAL/THE CHICKEN, THE FISH AND THE KING CRAB

監督 : ホセ・ルイス・ロペス・リナレス

出演 : ヘスース・アルマグロ 、 セルジュ・ヴィエラ 、 ペドロ・ラルンベ 、 ポール・ボキューズ


鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ

公式サイトはこちら。



<Story>


“世界一有名なシェフ”の異名を取るポール・ボキューズ氏の呼びかけにより、87年からリヨンで開催されているフランス料理の国際大会「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」。
この世界最高峰の美食オリンピックに挑む事になったスペイン代表ヘスース。
本選出場が決まって以来、同僚シェフや諮問委員会のアドバイスを受けながら試行錯誤を繰り返してきた。
果たして、へスースは審査員たちをうならせる料理を作ることができるか。

ファイティング・シェフ ~美食オリンピックへの道 - goo 映画
ファイティング・シェフ ~美食オリンピックへの道 - goo 映画




<感想>


“世界一有名なシェフ”の異名をとるポール・ボキューズ氏の呼びかけにより、1987年以来2年に1度“食の都”リヨンで開かれているフランス料理の国際大会、“ボキューズ・ドール国際料理コンクール”

ということで、この2007年大会をベースに、そこに参加するスペインチームの奮闘ぶりを中心に描き、食について考察している。
このコンテスト、大らかなスペイン人にはかなり酷だったのではないだろうか。 彼らにとって、ナショナリズム、オリジナリティ、そして美しさ、美味しさまで計算して完璧な料理を作り上げるのは、肩の凝る作業だったに違いない。
だがせっかく出るからにはできるだけのことをしたい、レストラン向けの料理をしていてはダメなんだと悟ったとき、ヘスースの姿勢は変わっていきます。
フランスから前回優勝者を招いて、そのアドヴァイスを訊いた後、無謀とも言える決断をしたのは、恐らくそれまでの彼らだったらなかったことに違いない。





ファイティング・シェフ






ただ上には上がいるとはよく言ったもので、・・・。
常連? 上位? 12カ国のプレートはまるで違っているのが、スクリーン越しでも分かってしまう切なさもある。
完璧なコンテストを制する国が存在していて、そしてその料理の内容は明らかに他と違う。
やっぱり唸ってしまいますね。
上位国の中には日本もあり、長谷川幸太郎シェフがアイデンティティ賞を受賞していて、その作品も(見た目でしかわからないけど)実に繊細でお見事。 見ていて非常にうれしいこと。
もちろんここに出てくる料理人たちは、コンテスト向けの規定に合わせた料理をしている訳で、普段は勿論レストランで腕前を発揮している。
仕事としてのofficialな料理と、このコンテストのようなspecificな料理とを使い分けて、その2つの顔を切り替えていかないといけない。 コンテストでの上位の国というのは、この使い分けがきちっとできているのでしょう。
それぞれの国のそれぞれの事情。 表彰台での男泣きも、これだけどプレッシャーに打ち勝ったんだから当然のこと。 料理人の限界まで要求される仕事をしたのだから。 力を出し切った姿が見てとれる。
コンテストを制した国も、そうじゃない国も、それぞれ精いっぱい戦って戦い尽くして。
そんな戦いの後の料理は、やはり、ママの味が恋しいのですね。





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今日の評価 : ★★★☆
















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Last updated  2009.10.22 06:10:08
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