2170610 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Nice One!!

Nice One!!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Category

Archives

2024.04
2024.03
2024.02

Comments

びー。@ Re:久しぶりぃ〜(09/01) おかえりなさいませ? なんか違うな。別荘…
みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) kaoritalyさん コメントありがとうござい…
kaoritaly@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) ご無沙汰してます。 ベスト10の映画、…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2009.12.13
XML
カテゴリ:洋画(さ行)

原題: SCENT OF A WOMAN

監督: マーティン・ブレスト

出演: アル・パチーノ 、 クリス・オドネル 、 ジェームズ・レブホーン 、ガブリエル・アンウォー 、フィリップ・シーモア・ホフマン


<Story>


全寮制の名門ハイスクール、ベアード校の奨学生チャーリー(クリス・オドネル)は、アルバイトで盲目の退役軍人フランク(アル・パチーノ)の世話を頼まれた。
翌朝、トラクス校長(ジェイムズ・レブホーン)が全校生徒の前でペンキまみれにされるというイタズラが起き、校長はその犯人の顔を知るチャーリーと同級生のジョージ(フィリップ・S・ホフマン)を呼びつけ、犯人の名を明かさないと週明けの特別集会で退学を申し渡すと脅した。
さらに校長はチャーリーに大学進学の奨学金を交換条件に提示した。

バイトの初日、チャーリーはフランクに無理矢理ニューヨークへの旅に同行させられることになり、一流ホテルや高級レストランを使うその超豪華な旅に仰天した。

セント・オブ・ウーマン 夢の香り(1992) - goo 映画
セント・オブ・ウーマン 夢の香り(1992) - goo 映画




<感想>

TSUTAYA100円レンタルにあった作品。 知人が絶賛しており、ちゃんと観たかったので観賞しました。
日曜に4本一気に映画鑑賞だったんですが、次の月曜日にこれを返却しないといけないことに気がついて(滝汗)、うううーと思ったんですが根性で観賞(涙) 月曜は目が充血してました。 やっぱりこういうことしちゃいけないよねw


これでアル・パチーノは悲願のオスカーを受賞しました。 主演男優。
本当にそれにふさわしい演技だったと思います。
まず、彼の瞳の動きが素晴らしかった。 視力を失った退役軍人という役どころだったんですが、本当に目が見えないかのように完璧に演じていました。 
目が見えない分だけ他の感覚が鋭敏なところ、触覚・嗅覚・味覚、特に嗅覚に鋭いものを持っていて、それがこの映画のポイントにもなっている。


聞いていた音楽、読んだ本、そういうものに思い出はつきものだけど、中でも香りは様々な記憶を呼び起こす。
街を歩いていてどこからか漂う香りに、思いがけず引き戻されてしまうこともある。
好きな人がつけていた香り、あの時の記憶、その時の自分、一気によみがえってくる。
フランクが香りの知識に詳しいのは、嗅覚が鋭敏になっているのと、彼自身香りの思い出がきっとたくさんあったからだろう。
そして、思い出にない香りでも、そこから連想することが非常に豊かだから。
この香りの女性のイメージはこういう性格、あんな女性。
そこに彼なりの男のロマンがある。 香りから連想する女性へのオマージュは、耳で聞くだけでもとてもセクシー。




セント・オブ・ウーマン
MYLESARONOWITZ_9/UNIVERSAL/TheKobalCollection/WireImage.com





フランクがチャーリーにしていることは、「男としての指南」なのかなと思った。 女性へのアプローチの仕方、車の運転、人に対しての接し方、本当に自分に尊厳をもつとはどういうことか。 どれも一人前の男になるには欠かせないことばかり。
どれも経験してきたにも拘らず、自分の毒舌と不慮の事故のせいで、自己の存在を否定するフランク。 そしてそれを懸命に引き戻そうとするチャーリー。 チャーリーの想いはフランクの心を動かした。 どんなになったとしても、存在がない人間などいないということが本気で伝わった時、生きていこうという意欲が湧いてくるのでしょうか。


若き日のフィリップ・シーモア・ホフマンが、若いはずなのにどうもそうは見えないところなどは笑ってしまう。
チャーリー役のクリス・オドネルなどは、今映画に出ているんだろうか。 結構いいお歳になっていると思うけど。
ともあれ、アル・パチーノの微動だにしない瞳の演技を見るだけでも価値のある1本。
 彼の凄さが詰め込まれています。




*********************************




今日の評価 : ★★★★★



 












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.08 12:45:51
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.