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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(ま行)
原題: MAN SOM HATAR KVINNOR/THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO/MILLENNIUM: PART 1 - MEN WHO HATE WOMEN 監督 : ニールス・アルデン・オプレヴ 原作 : スティーグ・ラーソン 出演 : ノオミ・ラパス 、 ミカエル・ニクヴィスト 、 スヴェン・バーティル・トープ 、 ステファン・サウク 公式サイトはこちら。 <Story> 敏腕ジャーナリストとして鳴らしたミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)は、大物実業家のスキャンダルを暴いたばかりに名誉棄損で有罪判決を受けてしまう。 そんな矢先、40年前の少女失踪事件の真相解明を、大企業グループの重鎮ヘンリック・ヴァンゲルから依頼される。 早速、ヴァンゲル一族の住む孤島で調査を開始したミカエルのもとに、天才ハッカーにしてパンキッシュな出で立ちの若い女リスベット(ノオミ・ラパス)が貴重な情報を持って訪れる。 ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 - goo 映画 <感想> 予告を観た感じでとても興味を惹かれ、シネコンでもかかってたので鑑賞することに。 スウェーデン映画って初めてで、これももちろんのこと全編スウェーデン語(かな?)。 言語が全然なじみがなく、それが却って本物っぽくてよさげ。 原作はスティーグ・ラーソンのミステリー3部作。 出版を目前にして急逝し、その後全世界で2000万部のベストセラーになったことや、映画化の成功も見ることがなかったのは何とも残念なこと。 しかしながらこうして彼の志が、映画になって観ることができるのはうれしいこと。 本当にこれ面白かったから。 スウェーデンという国については正直門外漢。 北欧スカンジナビア半島の3国のうちの1つくらい。 福祉が充実しているとかそんなところですね。 これはミステリーとしての話なんですけど、その背景にあるものって結構ダーク。 リスベットの抱える問題も重なって余計に重苦しく感じる。 そこから逆転していくリスベットの能力にもある意味感心してしまう。 3部作ということで、これから徐々にリスベットの心の闇だとか過去だとかが明らかになってくると思うんですが、ここも次回作への期待を持たせます。
縁あって知り合った男女がなぞ解きをするということでは、真っ先に思い出されるのが『ダ・ヴィンチ・コード』とか『天使と悪魔』シリーズですが、正直これは何倍も面白かったですね。 オチが痛快ですし設定も複雑ですし。 戸惑いながら心を通わせていくミカエルとリスベットにも共感できました。 ネタばれになるのであまり詳しくは語りませんけど、ハラハラさせられてしまうところも十分にあり(途中にグロい場面もあるんだけど)、それでいて大人目線の映画です。 タランティーノ監督がこれをハリウッドで映画化したいってことなんですが、このイメージを崩さないでほしいなあ。 原作も気になっています。 読みたくなりました。 2の予告もありました。 これはひょっとして『題名のない子守唄』のような感じなんでしょうか。 楽しみです。
今日の評価 : ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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