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rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2010.01.23
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カテゴリ:洋画(か行)

原題: WHERE THE WILD THINGS ARE

監督 : スパイク・ジョーンズ

出演 : マックス・レコーズ 、 キャサリン・キーナー 、 マーク・ラファロ

声の出演 : ローレン・アンブローズ 、 クリス・クーパー 、 ジェイムズ・ガンドルフィーニ


公式サイトはこちら。


<Story>


空想が大好きな8歳の少年マックス(マックス・レコーズ)は、母(キャサリン・キーナー)と姉との3人暮らし。
しかし、近頃母も姉も自分をあまり構ってくれず、それに怒ったマックスは母とケンカし家出。
浜辺にあった船に乗って海に出てしまった。

そうしてたどり着いたのは、見たこともないかいじゅうたちが棲む島。
マックスはかいじゅうたちの中へと入っていくが、彼らはマックスを食べようとする。
そこでマックスは「僕は王様だ!」と空想の物語を語りはじめ…。

かいじゅうたちのいるところ - goo 映画
かいじゅうたちのいるところ - goo 映画




<感想>

ファンタジーは当たり外れが自分の中では激しいんですが、可愛い感じなので一応押さえておこうかなと。


冒頭の家族のシーンが切ない。
みんな自分のことだけで忙しくて、誰もかまってくれない。 ぼくなんてどうでもいいんだ!
いきなり飛び出しちゃうこのマックスくん、何やらうちの天然に似てます。
性格とか行動とか、突然何かやりだすのがそっくり。


そして船に乗ってついた先にかいじゅうがいて・・・
ってお話です。
何でいるの? というツッコミはこの際置いといて。


そこで出会うかいじゅうたちは、
人間よりもずっと大きいし、やたら力も強いですが、
自分には、彼らの関係が人間界のそれに見えて仕方なかったです。


ひときわ力が強くて大柄なのに、一番繊細な神経を持つ、キャロル。
自立心旺盛なKW。
余計なおせっかいが好きなアイラ。
他にも名前忘れちゃったしないけど、臆病だったり理論家だったりするかいじゅうたち。


思いっきり何も考えないで、
自分たちの思うままに動きたい! っていう衝動、そういうの昔あったなあと
思い起こしました。
赤ちゃんくらいですよね。 そういうのが許されるのは。
壊しても何しても、「いいよいいよ」って言ってもらえるのは。
あと大きくなってからは、「~~しなさい」ばかりな人生が待っている。


「~~しなさい」「~~してていいから」
こればかりでは子どもだって限界が来ます。
ちゃんと自分と向き合ってくれないといやだ!
マックスはかいじゅうたちにそれを見出します。


ただし、「誰かとちゃんと向き合う」ということは、
実はそんなにたやすいことじゃない。
むしろ、面倒だったり気を遣ったりすることの方が、全然多い。
そして、希望をかなえてあげたいと思っても、
相手のリクエストに耐えられなくなって、立ち去る者もいる。


おかしなものですね。
向き合ってほしいのに、心配してほしいのに、放っておいてもほしい。
自分が関係する何かと、どこかに区切りをつけないと、生きてはいけないということが、
かいじゅうたちとの交流を通じて、
たった8歳のマックスにも実感として残ったのではないでしょうか。
1度飛び出した、帰りたくないと思っていた家に帰ること。 
そこが彼が選んだ結論でした。


かいじゅうたちに再び会えるのかどうかは分からないけど、
マックスの心の中に、彼らは生き続けて、
そして彼自身の心の支えになりながら、生きていくんだろうと思いました。
そんな支えがあるといいなあ。
かわいらしく、またシュールな物語でした。
思いっきり森で遊ぶマックスたちはかわいかったし、
一緒に寝る部分の絆も素敵です。
音楽もその場面場面で効果的に使われていました。






************************************




今日の評価 : ★★★★ 4/5点



  










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Last updated  2010.05.30 20:54:05
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