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rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2010.02.06
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カテゴリ:洋画(か行)

原題: THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE

監督・原作・脚本 : レベッカ・ミラー

出演 : ロビン・ライト・ペン 、 キアヌ・リーヴス 、 ウィノナ・ライダー 、 ブレイク・ライヴリー 、 モニカ・ベルッチ 、アラン・アーキン


観賞劇場 : TOHOシネマズみゆき座

公式サイトはこちら。


<Story>


誰から見ても理想的な女性、ピッパ・リー(ロビン・ライト・ペン)。
年上のベストセラー作家・ハーブ(アラン・アーキン)と結婚し、完璧な妻を演じながら50歳まで美しく年を重ねてきた。
しかし、若いころのピッパ・リー(ブレイク・ライヴリー)の人生は波瀾万丈だった。

そして現在。
浮気性の夫、反抗的な娘―幸せながらも物足りなさを感じていたピッパ・リーが、15歳年下のクリス(キアヌ・リーヴス)と出会ったことから変化が訪れるのだった…。

50歳の恋愛白書 - goo 映画
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<感想>

本当は『新しい人生のはじめかた』を観ようと思ったんですが、何故か上映時間間違えてしまい(笑)、仕方がないので近くで上映のこちらに急きょ変更。
どっかで観ようとは思っていたんで、ここでも別にいいかな。
この日は公開2日目(初日は前日の5日)なんだけど来場者プレゼントがあった。 基礎化粧品のサンプル。 土曜日なんでくれたみたい。 ただし4種類くらいあり、明らかにこれは50歳以降の女性を意識して配られてるんだなあと思う。 だってそんなに自分、化粧下地何種類もつけないし。
終わって出たところにはぴあの初日アンケートのバイトくんたちがいた。 感想訊かれたのですがこのあとソッコーで移動でしたので、ご協力できなくてごめんなさいです。 


これ、タイトルから連想されるシチュエーションと、ストーリーがあんまりリンクしてなかったように思う。
「白書」なんて書いちゃうと、いかにもピッパが男性遍歴がありすぎるような感じに聞こえてしまうんですが、そうじゃなくて彼女の人生そのものに対しての白書なんだから、恋愛とか紛らわしい邦題はつけないでいいんだけど。
原題の、"THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE" がまさにこの映画そのもの。


母と娘。 
私には娘はいないんでそのあたりはよくわからないんですが、同性同士で複雑な想いもするんだよと娘を持つ友人からは常々聞かされている。
自分が母親に対してした指摘を、そのまま娘から返されてしまったり。 それもある意味遺伝子を受け継いだから、指摘するポイントも似てくるのは仕方のないところだろうか。
でもやっぱり親には愛されたいのですよね。
子どもが考えることなんて、それに尽きるようにも感じます。
幼少期から親に愛されている実感がない子どもは、心の支柱となるものがしっかりしていない分、人生に振れ幅が出るのかもしれない。 まして母親自体が不安定なら尚更。
いい加減な母なんて嫌い。 だけど心の奥底では、心底親といろんな感情を分かち合いたい、理解し合いたいと思っているのが子どもというものだろう。


心の拠り所のないまま結婚したピッパ。 
なので、自分では心を寄せているつもりでも寄せ方がわからない。 
寄せたつもりが、単に合わせているだけだったり。 そこには自己の確立がない。
まるで借り物のような人生を生きていることに気がつくのは、その静寂で淡々とした習慣を動かすものが現れるから。
それが15歳年下のクリスだった。
今までの自分の生き方を振り返り、自分が本当にしたいことは何なのか、今どうするべきなのか。 改めて思いなおしてみるピッパ。 
そしてそれまでの、人に合わせるという形を破って、自分で歩き始めていく。 母親から愛されなかった代わりに、愛してあげなかった娘との葛藤も乗り越えて。 そして、何かの代わりに愛しているつもりだった生活にも潔く別れを告げて。


ほぼピッパの半生を描いているので、ロビン・ライト・ペンが中心。 キアヌはどちらかというとサイドの位置ですね。
しかしながら、最後なんかは、ファンにとってはちょっとドキドキするんじゃない・・・? 下手に隠したラブシーンよりも、ある意味よっぽどリアルかも。笑
それにしてもロビンとキアヌが、それぞれ50歳と35歳っていう年齢を演じているのは、(確かにそう見えなくもないのですが)実年齢ロビン43歳、キアヌ45歳なのによく受けたなと思うけど。。。


女の人生は伴侶に左右されやすく、それを振り返るといろんな想いが出てきて、しかも家庭内のあれこれも煩わせて・・・ というのも結構普通の話ではあるんですが、それを普通にさせてないのはハーブの経済力とピッパの美貌!?
お金があれば人生やり直せますが、そうじゃない普通の人にはこの話、難しいかなあ(苦笑
ピッパの人生も普通じゃなかったけど、ハーブと結婚してなかったら(たぶん)そのまま打ち捨てられてただけに、女の人生が経済力で決まってしまうというのも仕方ないんだけど、それを映画にしてしまっても果たしてどれだけ一般的に共感得られるかなーと思ってしまいました。


あと、今一つわからなかったのはモニカ・ベルッチの役。 たったそれだけで? とも思ってしまうんですが、見方を変えれば男性陣や、自分の存在を脅かしたピッパへの皮肉なのかなと思えなくもないですが。 
何もかも知っててしぶとく存在してもよかったけど、それは彼女の美学が許さなかったのでしょうね。



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今日の評価 : ★★☆ 2.5/5点














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Last updated  2010.02.07 21:06:46
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