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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:洋画(さ行)
原題: SHUTTER ISLAND 監督 : マーティン・スコセッシ 原作 : デニス・ルヘイン 出演 : レオナルド・ディカプリオ 、 マーク・ラファロ 、 ベン・キンズレー 公式サイトはこちら。 <Story> 1954年9月、ボストンのはるか沖合に浮かぶ孤島“シャッター アイランド”。 精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院で、鍵のかかった病室から女性患者が煙のように消える。 捜査のため、この孤島に降り立った連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)と新しい相棒のチャック(マーク・ラファロ)。 だが島内に女性患者の姿はなく、島外へ脱出した形跡も見あたらない。 いったい彼女は、どこへ行ったのか? 唯一の手掛かりは、彼女が部屋に残した1枚の紙切れ。 そこには、「4の法則」と題した暗号が記されていた…。 シャッター アイランド - goo 映画 <感想> 実は昨日書いた作品と鑑賞を迷ったのがこれ。 連れが行きたかったのは本当はこちらでしたので、お礼?に付き合うことに。 これは「字幕版」「超吹替版」とあるようですが(kLYさんご指摘ありがとね)、 自分は字幕以外は興味がなかったので、超吹替オンリー気味の試写会にはほとんど応募しませんでした。 ですけどスコセッシ監督作品なので私も鑑賞したかったですしね。 正直話の流れはわかりやすいとは言えず、長く感じた(特に最後の45分間)んですが、 もう1回注視して観てみると、すっかり細部までわかってくる作品なんだろうな・・・ と 感じます。 裏返し部分が一体どこからどこまでなのか、そこがね。 混在していたように 思いましたので。 1つ注目していたのは「絆創膏」でした。 これがあったりなかったり。 ここなんですよね。 あの場面ではあったけどここではなかったよね? というのが覚えてられなくてねえ。 あれだけわさわさ出てきますと。 そこをじっくりと、それこそ「謎解き」できればもっとわかることもあったかもしれませんが。 その「謎解き」ですが、冒頭の視覚テストのようなものは、 あまり関係なかったようにも思いました。 わざわざこれは言う必要はなかったかな。 みなさん否が応でも「謎を解く」ために映画をきちんと観ている訳ですし。 総じてこの感想を拝読すると、 「オチがすぐにわかるのでだめ・・・」というのが多いようなんですけど、 例えそうであったとしても、妄想の世界に入ってしまうまでの原因や、 人を簡単に病人にしてしまうのもまた妄想や思い込みである、といったようなことを考えると、 あながち、はいはいわかりました・・・ と捨て置いてしまうものでもないような気がしました。 その人がどうして狂気に走ったのか。 その理由は、あくまでも映画の中にはきちんと書いてあるわけで、そうであればただ単に「なーんだ」と言って通り過ぎる気には自分はなれなかったかな。 謎解きがあまり謎ではなかったっていうのは、宣伝のミスもあるようにも感じましたけど、 よく考えれば誰にでも起こりうることでもありますし。 誰かに何気なくでも言われてしまったら、誰でも「病人」になる恐怖というのもあったように感じました。 ジャッキー・アール・ヘイリーがそんな役だった訳ですけど、彼のインパクトは短時間でも十分感じられました。 精神病棟にはつきもののエピソードもありますので、容易に想像はできてしまいます。 そこを出すためのあの尺の長さだったんでしょうね。 ただ長過ぎ感が出てしまったのはもったいなく、また2ループ3ループもあり? と思わせる複雑すぎる部分も残念でした。 そのあたりをシンプルにするともっとよかったかも。。 ********************************** 今日の評価 : ★★★ 3/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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