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テーマ:映画館で観た映画(8347)
カテゴリ:洋画(ま行)
原題: BROTHERS 監督 : ジム・シェリダン 出演 : トビー・マグワイア 、 ジェイク・ギレンホール 、 ナタリー・ポートマン 、 サム・シェパード 公式サイトはこちら。 <Story> 海兵隊員のサム(トビー・マグワイア)は、よき夫でよき父。 厄介者の弟トミー(ジェイク・ギレンホール)が出所するのと入れ替わりに、妻のグレース(ナタリー・ポートマン )と二人の娘を残し、アフガニスタンに出征する。 しばらくしてグレースのもとにサムの訃報が届く。 悲しみに沈むグレースたちを慰めたのはトミーだった。 彼は兄嫁や姪たちを支える中で次第に更生していくが、ある日、死んだはずのサムが別人のようになって生還する……。 マイ・ブラザー - goo 映画 <感想> これに先立って、公開当時スルーしてしまったオリジナルの、『ある愛の風景』を鑑賞しておきました。 本作の主演3名の顔ぶれを見たら絶対にスルーできないし、オリジナルとの比較もしたかったので。 オリジナルとはほぼ同じ目線、同じセリフで動いています。 カットまで似たような感じ。 しかしながらオリジナルではわかりにくかった部分、説明不足の部分をクリアにし、 もたつきやすくなりがちな部分は若干設定を変えるなどして修正しています。 グレースたちの家の内装も、オリジナルよりもこちらの方が素敵に仕上がってるかも。 特に印象に残った場面。 ・長女ちゃん。 彼女の描写もほぼオリジナルを踏襲しているのですが、食卓のシーンの演技はうまい。 家族から相手にされていない疎外感、そしてサムへの不満や、トミーへの期待などをいっしょくたにしてぶつける迫力がある。 ・トビー・マグワイアの表情。 薄笑いを浮かべながら次の瞬間暴発していく危うさは秀逸。 ・ナタリー・ポートマンはやっぱり綺麗だなーと。 オリジナルの女優さんが割と地に足がついた感じのしっかりとした方だったのに比べて、ナタリーはどうしても華やかなんですが、それをセリフにもちゃんと取り入れている。 あんなに綺麗な奥さんなら当然?心配にもなるでしょう。。。 トビーとの、ジェイクとのシーンも自然にうなずけるものばかり。 ぜひこれはオリジナルと見比べることをお勧めします。 その方がそれぞれの優れた部分がよりよくわかっていい。 戦場という、何があってもおかしくない世界で、究極の選択を迫られて帰還したあとの心の傷。 そしてそれを支える家族たちの苦悩。 それが愛する人の身に起こったことだけに救ってあげたいと思いつつも、これ以上は踏み込めない部分もある。 そこを超えて理解していきたいというグレースの愛情ですね。 切々と展開されていく話には引き込まれます。 ********************************** 今日の評価 : ★★★★☆ 4.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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