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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(あ行)
原題: CAFE DE LOS MAESTOROS 監督 : ミゲル・コアン 出演 : オラシオ・サルガン 、 レオポルド・フェデリコ 、 マリアーノ・モーレス 、 カルロス・ガルシーア 、 ホセ・“ペペ”・リベルテーラ 、 ビルヒニア・ルーケ 観賞劇場 : ル・シネマ 公式サイトはこちら。 <Story> 2006年、ブエノスアイレスの最も古いレコーディングスタジオで、1940年代から50年代に活躍し、アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたスターたちが感動的な再会を果たした。 彼らはアルバム「CAFE DE LOS MAESTROS」に収録する名曲を歌うためにこの場所にやって来たのだった。 60~70年もの演奏歴を持ち、いまなお現役で輝き続ける、まさに国宝級とも言えるマエストロたち。 時を重ね人生の深みを増した歌声が響く中、彼らは激動の歴史とともにアルゼンチンに脈々と生き続けてきた、タンゴの魅力と自らの思い出を語り始める。 そして、タンゴの偉大なる巨匠たちがミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座と並ぶ世界三大劇場のひとつであるコロン劇場で一堂に会した夜、二度とは観ることのできない奇跡のステージの幕が開く。 アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち - goo 映画 <感想> 実はタンゴはそんなになじみではないのですが、音楽系なので一応押さえておこうと行ってきました。 1940~50年代のご活躍の方々が、一同に集まって。。。 というドキュメントも同時進行。 ですので最初は少々退屈でした。 インタビュー中心だったので。 中盤からのコンサートシーンは盛り上がりがありました。 演奏だけでももちろんよいのですが、 ブエノスアイレスの街角で、タンゴを踊る老若男女の姿がいい。 やっぱりタンゴはおとなしく聴くものじゃなくて「踊るもの」ですよね。 それも思いっきり情熱的に。 あの、男女が会話をしているようなダンスにこそ醍醐味があります。 それを彩るのが曲。 マエストロたちの円熟味がある演奏には凄みさえ感じられます。 実体験を踏まえて歌う、演奏するものの中には、真実がある。 喜びと哀しみと。。。 全てを乗り越えてきたもの。 それは確実に観客の胸を打ちます。 いつの時代にも男女の愛は永遠の課題。。。 そんな言葉さえ浮かんでくるようです。 ところどころ入る、当時の録画と、 若い人たちに自分たちの技術やスピリットを伝えようとするマエストロたちの情熱、 そしてコンサートシーンとのバランスは良かったです。 思わず踊ってみたくなる感覚に襲われます。 終わった後にタンゴに酔いしれちゃいました。 大人の雰囲気で鑑賞してみるといいと思います。
今日の評価 : ★★★ 3/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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