Nice One!!

忙しくてなかなか行けなかったイベントに行って来ました。



art-Link 上野-谷中 2010　公式サイトはこちら。




「美術の杜・上野とそれに隣接する谷中・根津・千駄木を

アートを媒介としてつなぐイベントです」（公式サイトより）　ということです。

上野は芸大がありますからね。

周辺地域もおのずとアートが溢れているんでしょうか。








日暮里駅からスタートして、最初は谷中銀座から。





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壁からして何かアートじゃない？？？

・・・と思ったら、すぐ脇に、とんでもなくたくさんの

チョウセンアサガオがありました。　ちょっとすごすぎ（笑）






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谷中には谷中のルールっていうものがあるようですね。

写真撮影を遠慮してくださいというお店は多かったです。

ここは、たくさんのお惣菜屋さん、小間物屋さん、お菓子屋さんなどが

軒を連ねているんですけど、

静かに、街を味わうのがお約束のようです。

私たちはここでお惣菜を買って、酒屋さんでコップのビールを売ってたので

ちゃっかり買いこんで、酒屋さんの店先で乾杯しちゃいました＾＾

美味しかったですよー。

さっさと食べちゃって画像はないんだけどね＾＾







このあと、夕焼けだんだんを降りて、谷中ぎんざを抜け、

そのまま千駄木から、へび道を通って、根津へ出ました。

途中の道も面白かったなあ。

クルマが通れない道の軒先に、草花が溢れてて、そして通り過ぎる私たちにも

「こんにちは」と声をかけて下さるおじいさん。

かばんの卸問屋さんや、居酒屋が、カフェが、

そんな細い路地にあったり。　ベーグル屋さんもありました。







今回訪れた目的ですけど、

ギャラリーが多いんですよね。　この周辺。　なので、

何かふらっと入って、フィーリングに合う作品があればいいねって話してました。

そして、ギャラリー オカリナ Bで、素敵な出会いがありました。




rin-iokaさんのHP。




本当にふらっと入ってみて、すっかり気に入ってしまいました。

内部の全体のお部屋。　ここではカードや詩集、写真が展示されていました。





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rinさんとも少しお話をしました。　すごく透明感のある素敵な方です。

写真もたくさん撮られてて（blogのお写真もすごく素敵！）、詩もお書きで、

定期的にライブもされているとか。

行きたい！　けど、今月は私はもういっぱいいっぱいなんです（涙）

次回のrinさんのライブは、10月28日（木）だそうです。

今月は行けないんだけど来月はお邪魔してみたいなあ。。。

とにかくrinさんの詩が素敵で、詩集を買ってしまいました。　

しかも2冊も！

ココロにまっすぐに、入ってくる。

そんな詩でした。










そこからまた、界隈を歩いていろいろとお邪魔しながら、

目に止まったものを。






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これ、何だと思いますか？

何と、銭湯を改装したギャラリーなんだそうです。

すごい！

近くに寄ってみました。





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ほんとにギャラリー！

「柏湯」という銭湯の跡地です。

名和昇平さんのギャラリーです。

中には入りませんでしたけど、外側だけでも素敵。







さらに歩くとこんなものが。

これ、何を連想しますか？

これ正解したらあなたは相当な映画好きさんです。






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思い出しましたか？

この映画のロケ地です。

オダギリジョーさんと、三浦友和さんが、珍道中しながら途中で

2人で愛玉子（オーギョーチイ）を食べるシーンがありました。

あれはこの場所です。

この映画も面白かったなあ。

中で食べてくればよかった！　あとで調べたらわかりました。

何かすごく得した気分です。






この散歩の最後に立ち寄ったのは、旧平櫛田中(ひらくしでんちゅう)邸。

ここで行われていたのは、青島三郎展でした。

青島三郎さんはフィンランドと縁が深い画家さんで、

残念ながらお亡くなりになっていますが、

その独特の、慈愛あふれる絵は、未だに多くの人を魅了しています。

彼の生涯や、紹介した記事も拝見して、偉大な方だったなと感銘を受けました。





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会場の旧平櫛田中邸２階から眺めた景色です。

真ん中の緑は、谷中墓地。

この旧平櫛田中邸のつくりもとても複雑で、しかしながら長年持ちこたえてきています。

芸大建築科の、図面を書く演習におうちが使われるくらいですから、

本当に複雑で。

彫刻家の平櫛田中氏が北に向かって天窓を取るがために、途中から家が曲がっているんです。

このおうち自体が１つのアトリエでした。

どうやって建てたんだかすごく不思議。。。

でも昔の人の知恵というものをたくさんここでは拝見したように思いました。






すっごーくすっごーく歩いてしまいました。

最後は少々バテ気味（苦笑）

でも楽しかった！

また来年も行きたくなります。