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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(は行)
原題: SINGULARIDADES DE UMA RAPARIGA LOURA/ECCENTRICITIES OF A BLONDE-HAIRED GIRL 監督・脚本 : マノエル・デ・オリヴェイラ 原作 : エサ・デ・ケイロス 出演 : リカルド・トレパ 、 カタリナ・ヴァレンシュタイン 、 ディオゴ・ドリア 、 レオノール・シルヴェイラ 、 ルイス=ミゲル・シントラ 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ 公式サイトはこちら。 <Story> リスボンから南の保養地へ向かう列車の車内。 マカリオ(リカルド・トレパ)は隣の席に座った見知らぬ婦人に、自分に起きた事件を語り始める。 マカリオは会計士として叔父の高級洋品店で働いていた。 そんな中、マカリオは仕事場から見える、向かいの家の窓辺に現れるブロンドの少女(カタリナ・ヴァレンシュタイン)に恋をしてしまう。 マカリオは何とか彼女と知り合うが、叔父は結婚に反対し、彼をクビに。 職がなくなり、求婚できなくなったマカリオは、海外で仕事をすることになり…。 ブロンド少女は過激に美しく - goo 映画 <感想> TIFF感想は終わって、ここからふつーの日記になります(笑) とはいってもまたまた溜まってますが・・・ シャンテの公開終了直前に慌てて行きました。 ちなみに同時上映の短編は、白黒だったのと、 男のセリフが回りくどかったのも災いして綺麗に寝落ちしました・・・ 苦笑 オリヴェイラ監督作品はこれが実は初めてです。 100歳の感性・・・ それだけで、もうすごい。 場面展開が早くて、行間に意味を込めるタイプの作品のようです。 主役のリカルド・トレパは、福山くんに何となく似てる・・・ と思うんですけどねー。 細面のイケメンくん。 対するヒロインのカタリナ・ヴァレンシュタインは、若く肉感的な女優さん。 窓辺で美女が扇を手に佇んでいる。 それだけで絵になる女性をキャスティングしたのでしょう。 話としては、彼女と結婚したいのにそれがなかなか上手くいかない。 → なんでここで叔父さんが反対するのかっていう理由がわからないんだけどーーー。 単に一人前じゃないから? それとも他の理由はありましたっけ。 ちょっと不明。。。 もしかして話を引っ張るための理由? 笑 まあそれは引っ張った訳だからしょうがないとして、オチをラストに一気に持ってきました。 でも、それまでの経過として、順調ながらも何度となく妨害が入り、 うまくいきそうになるけど、それがどこかで壊れてしまいそうな予感というか、 大丈夫? と観客に不確実性を与えるような要素はありました。 ラストの彼女の様子は、それまでとは真逆のイメージを提供していましたが、 言われてみれば、それがやっぱり彼女の素なんだと合点がいきます。 そんな危うさも映画の中に秘められています。 ********************************** 今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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