コンビニ強盗について
先日、埼玉県川口市のコンビニエンスストアに29日未明、刃物を持った男が押し入る事件がありましたね。逃走した男に警察官が発砲し、男は強盗未遂の疑いで現行犯逮捕されたようです。コンビニ強盗に遭うコンビニは、複数回というのも良く聞きます。いろいろ調べてみたら、おもしろいことがわかりました。強盗発生のコンビニエンスストアは、立地場所別では、「住宅街」が全体の71.0%。次いで「商店街」が19.1%。ということは、幹線道路などの通りに面した深夜でも比較的人通りの多い店舗は狙わないようです。また、被害にあった時の従業員数は、単独(一人)が全体の56.2%。二人が40.1%。3人以上は4%に満たない。人員が手薄になっているところを狙われている。最近深夜でも1名で、高齢者という店舗もよく見かけますが、とても危険ということです。深夜1名でやっているコンビニは、ほとんどが経営状態が悪く、人件費削減を目的に危険を承知でやってます。また、表向きは深夜の複数体制を推奨しているチェーン本部も、売上の悪い店舗オーナーに対しては「深夜は1人でやりなさい」とへっちゃらで言います。売り上げが少ないコンビニというのは、収入も少ないのに加え、危険と隣り合わせであるというとても理不尽な状況というのが現状です。ですから、仮に強盗が入っても大金などはあるはずがないので、本当は強盗をして捕まった場合は、言い方が不適切ですが、割に合わないのです。強盗対策はあるのかということですが、最近は防犯カメラの品質や設置個所の増加によって、だいぶ抑止力としては、向上しているようです。あとは、店舗でできる人的対策になるでしょう。店員は複数名配置し、特に深夜時間帯(午後10時~午前7時)単独の時間を作らない。複数名での売り場勤務を実施する。とか全てのお客に対して必ず顔を見て挨拶(声かけ)の徹底する。というマニュアルは、どこのコンビニチェーンでも実施していることです。たとえ複数の従業員がいても、犯人は強盗に入る時点で、店内には1人しかいない状況を見て狙います。1人が店内で、あとの人員が事務所だったり、冷蔵庫だったりというのがあぶないわけです。それじゃ、作業できないじゃない!とコンビニ側にしてみれば思うはずです。でも、その通りなんですね。何だか怪しい客がいそうな時は、作業を止めてでも全員でチェックするしかありません。今回のニュースにあった埼玉県川口市の強盗は、刃物を持って警官に振りかざしたということで、発砲されて御用となったわけですが、撃たれて死んだとしても不思議はありません。そういう覚悟を持って強盗をしている人は、どのくらいいるのだろうと、あまりよろしくない想像をしてしまいます。強盗に遭わない一番の方法は、「コンビニを辞める事です」ちょっと無責任ですが、本当のことです。GW(ゴールデンウィーク)真っ最中ですが、深夜勤務のコンビニスタッフは、気を付けてください。 ありがとうございました。 コンビニ開業物語:管理人 その他に書いている、私のブログです。 よかったらお越しください。 ⇒難病・SOHO どっとこむ ⇒フオクデビュー【50歳からの挑戦】 ツイッターやってます。 よかったらフォローお願いします ↓m(_ _)m ⇒http://twitter.com/tgaia173/ 記事が参考になったよ!とか面白かったよ! と思われましたらブログランキングをクリック していただけるとうれしいです。 宜しくお願いいたします。 小売・飲食業 ブログランキングへ にほんブログ村