サークルKサンクス売却のうわさについて
サークルKサンクス売却という情報を、ここ最近よく見かけます。以下、読売新聞記事より抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ユニーグループ・ホールディングスが、傘下のコンビニエンスストア業界4位「サークルKサンクス」の売却を検討していることが分かった。セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの3強に対し、店舗数で劣るサークルKサンクスは苦戦を強いられている。コンビニ業界の大型再編に発展する可能性がある。関係者によると、ユニーは、競合する複数の企業に、サークルKサンクスの売却について水面下で打診を始めた。売却先は未定だが、売却額は1000億円規模に上るとみられる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この記事を見て、私がサンクスを経営していた時に、チェーンの地区本部が、ローソンに身売りしたのを思い出しました。当時は、私の住む富山県にあったサンクスのほとんどが、すべてローソンに売却されたということで、全国的にも例のないこととして日本中で話題になりました。吸収する側のローソンにしてみれば、お金はかかりますが、一気に数十店舗(約70店舗)増えるわけです。当然ですが、県内コンビニの勢力図が一変しました。ローソンは一気に店舗数トップとなりました。今回の「サークルKサンクス売却」という情報が正しければ、私の経験したことの「全国版」となるかもしれません。その場合、一番とばっちりを受けるのが店舗のオーナーです。フランチャイズ契約を結んでいるので、売却となれば各オーナーに説明がなされます。ただし、個々のオーナーの意見によって売却が左右されるということではなく、ほぼ「決定事項」としての報告?のようなものでしょう。店舗オーナーは、そのまま続けるのか、またはこれを機会に辞めるのかという選択をすることとなります。サークルKサンクス自体が売却を考えているということは、簡単に言えば「売上不振」で今後の見込みが立たないからです。もちろん立地であったり、ブランド力、サービスの質の高さなどでサークルKサンクスとして十分存続できる店舗も少なくないでしょう。でも、売り上げの悪い店舗はどうでしょう。他のチェーンに吸収されることになれば、経営効率の悪い劣等生的な売上不振店舗は、間違いなくリストラ対象です。今迄、なんとかやってきたギリギリの店舗については、サークルKサンクスのままであれば生きながらえることができたかもしれません。でも売却⇒吸収という流れのなかで、一番最初に白羽の矢が立つのは間違いないでしょう。どんな企業に吸収されるかによって、良くなる場合もあるので一概に言えませんが、オーナーさんはサークルKサンクス売却が、決定する前に、身の振り方を考えておくべきでしょう。 ありがとうございました。 コンビニ開業物語:管理人 その他に書いている、私のブログです。 よかったらお越しください。 ⇒難病・SOHO どっとこむ ⇒フオクデビュー【50歳からの挑戦】 ツイッターやってます。 よかったらフォローお願いします ↓m(_ _)m ⇒http://twitter.com/tgaia173/ 記事が参考になったよ!とか面白かったよ! と思われましたらブログランキングをクリック していただけるとうれしいです。 宜しくお願いいたします。 小売・飲食業 ブログランキングへ にほんブログ村