アメリカでも中国でもなく、フランスでもなく、そして日本でもない。
なぜインドを選んだのか?
タージ・マハル, アーグラー - Taj Mahal, Agra
もはやインドのシンボル。今回の旅で最も多くの外国人(インド人以外)を見た場所。
現地でも何度も問われた。
インド人から、欧米人から、同じ日本人から。
ある欧米人は「神秘の国だから」と言った。
ある日本人は「BRICsとはなんぞのもんか、見てみたかった」と言った。
別の日本人は「『人生が変わる』と聞いたから」と言った。
自分の答えは特に用意していなかった。
何度も聞かれ、毎回答えに困った。
「インドだから」
ある駅の待合室で隣り合ったインド人ビジネスマンにこう答えると、
困った顔をした。
ジャイプール駅, ジャイプール - Jaipur R.S., Jaipur
待合室に飾られた絵。マジメなのか、ふざけてるのか、よくわからん。。
焦って言葉をつなぐ。
「日本文化の多くは、インドの影響を受けている」
「インドはゼロを生んだ」
「現在の世界で、最も成長しつつある国だ」
彼は問う。
「インドに来てみて、どう思った?」
「建築に興奮している」
「街はchaosだ」
「インド人はfunnyだ」
「すべてがexcitingだ」
アフメダバード駅, アフメダバード - Ahmedabad R.S., Ahmedabad
駅の待合室でご飯を炊くおっさん。インド最高。
何となく会話が成立した気になったが、
相手が納得したのかは不明。
はじめに「インドに行こう」と考えたのは大学院の卒業旅行。
結局、航空券が取れずに第2候補のニューヨークへ。
(周りからは「両極だ」と言われたし、ある意味その通りだと思う。)
野良牛, バラナシ - cows, Varanasi
バラナシでは、野良牛がわんさか。
深夜特急の読み過ぎか?!
中途半端な冒険心か?!
結局よくわからなかったし、特にオチも付けられないが、
「行ってよかった」
ということだけは間違いない。
いんど楽し!