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カテゴリ:読書

最近どういう訳か「不良」に憧れているような自分がいる

イイ女との出会いが高校出て以来全然なく、毎日毎日男臭い職場で鬱屈するような仕事ばかりで嫌になり、心が荒んでいる。
今や、殆ど鬱病(私の場合は躁鬱病か)状態で人生が詰まらなくなってきている。
愚痴はともかく、最近、ヤクザやフィクサーと呼ばれるような人物に関して書かれた本やハウツー本を読み漁っている。
今の職場が書店街に程近いところにあることもあり、昼休みにはよく書店で立ち読みしているくらいである。

ラインナップが充実している向谷匡史氏の著作

まずは、向谷匡史(むかいだに ただし)氏の著書から。
向谷氏はヤクザのみならず、ホストや政治家などについても類似の著書があるが、やはり中心はヤクザの実戦心理術的な本である。
その代表が「ヤクザの実戦心理術」という本である。
この本は、文庫版や「図解ヤクザの必勝心理術」といったムックも出るくらいだから、相当なベストセラーであると思われる。
また、「ヤクザの実戦心理術(金融地獄編)」や「悪の交渉術」というような姉妹書もあり、向谷氏のこの手の本はラインナップが充実している。

伝記物が多い山平重樹氏の著作

ヤクザを主に取材対象としてきた山平重樹氏の場合、「ヤクザに学べ!男の出世学」や「ヤクザに学ぶできる男の条件」など、向谷氏のようなハウツー本も多くあるが、昭和の時代を生きた侠客の伝記物が目立つ。
伝説のヤクザ」という本は、山平氏が雑誌に連載していたものを1冊の本に纏め上げたものである。
登場するヤクザの殆どが東日本地域ばかりであるが、これは山平氏の取材対象が東日本地域に集中していた影響である。
これは下手な偉人伝より面白いと私は思う。

ヤクザだった作家安部譲二氏の場合

前述の向谷氏にせよ、山平氏にせよ、ヤクザを取材対象とするようなライターで、極道としての経験は一切積んでいない。
しかし、ここで紹介する安部譲二氏の場合、元々ヤクザだった。
安部氏は今や作家であるので、楽天の検索で大量の著書が引っ掛かるのだが、昨今の「ヤクザ本ブーム(?)」に肖ってか、自身の経験に基づいて、「「頭のいいワル」だから、人生うまくいく!」というハウツー本とも自伝とも言えるような本を出している。
この本は、安倍氏らしいフランクでユーモアに溢れた文体と内容で結構面白い。

突破者宮崎学である

前述の安倍氏と同様、ヤクザ出身の作家宮崎学氏もこのブーム(?)に遅ればせながら参入している。
宮崎氏は極左セクトに属していたこともあり、今や反権力の権化とも言える存在感を持っているが、「六代目山口組司忍組長と小泉純一郎首相にケンカを学ぶ」という著書では、司忍六代目山口組組長と小泉純一郎総理大臣との比較論的な内容で書かれている。
宮崎氏は、普段から小泉純一郎総理を見下している嫌いがあるが、この著書ではそれほど見下しているようには見えない。
尤も、主題は喧嘩のやり方を政界と極道界の頂点を極めた2人から学ぶというものなのであるから、政権批判を含める意味はないが。

大下英治氏の昭和の支配者シリーズ

若干番外的な扱いであるが、大下英治氏も「黒幕」、「政商」といった昭和の支配者シリーズの3冊目「首領(ドン)」で稲川会の伝記を書いている。
山口組に関しては様々な書籍があるが、日本で2番目の規模を誇る稲川会について書かれた書籍は少なかったように見受けられる。
稲川会について詳細に書かれた数少ない貴重な書籍と思う。

おまけ

今の「ヤクザ本ブーム」書籍とは対極にあるような書籍を1つ紹介しておく。
それは里中哲彦氏の「まともな男になりたい」という本である。
この本は殆ど随筆に近いノリであるが、「英雄」でも「カリスマ」でもない「まともな男」になりたいという著者の決意を感じさせるものである。
確かに、「英雄」や「カリスマ」を否定するような見方は反ヤクザ的ではあるが、この書籍を読み進めると、この記事で紹介してきたヤクザ本と似たような所が多く見られる。
多くの「英雄」や「カリスマ」となったヤクザは概して、ストイックであり、質素であり、そして「まともな男」からである。
「まともな男」への道はある意味大物組長への道でもある。
今の世の中、軟弱な男が増えすぎている。
ヤクザ本ブームはそうした軟弱な男に対するアンチテーゼなのかも知れない。







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最終更新日  2006/06/18 12:14:35 PM
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