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テーマ:サウジアラビア生活(614)
カテゴリ:海外旅行
オマーンは、サウジアラビアと同様、イスラムの国であり、昼寝の国であるので
お店やレストランも午後、16時頃まで、閉じている店が多い。 そんな午後、開いていた青空レストランで、遅い昼食を食べ終え、海辺を 歩いてホテルへ向かう途中です。こんな海岸を歩いていました。 色の黒い、青年のように見える男性が、一人ぽっちで、海を見ていました。 僕もつられて、同じように海を見つめました。 すると、暫くして、青年が、「魚! 魚!」と、海を指差すではないですか? 何かと、思って目を凝らすと、確かに透き通った海水の海面、及びその下を 魚の群れが泳いでいました。 それを機に、彼と少し話しをしました。そしたら、何だか可哀相になって しまったのであります。 彼は、料理人らしいですが、今日が1週間に一度の休みだそうです。 インドから来て、ここで働き初めて8年になると言います。そして、妻も、 彼女もいないと言うのです。 そして、今は、35歳になったと言います。外見は若そうでしたが、もう既に、 とっくの昔に、青年の時期は過ぎてしまっています。 と言う事は、27歳で、オマーンへやって来て、ずっと一人ぽっちで、働き、 休みは海を見つめて8年もの長い間、ここに住んで来たのです。 彼は、何を考えながら、海を見つめていたのだろうか? 僕たちにも、不満や文句もありますが、こう言う場面に出会うと、 今の時代の、日本に産まれて幸せだよなー、としみじみと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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