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2011/11/10 楽天プロフィール Add to Google XML

 TPP反対の民主5議員「離党辞さぬ」に野田首相「再考するから待ってくれ」 ~TPP参加判断延期へ~ TPP反対(38)」
[ ニュース ]    

●「離党も辞さぬ」TPP反対議員の決意に民主党分裂の危機 野田首相「1日まってくれ」

11月10日午後、民主党の衆院5議員が離党届を持参し、輿石幹事長にTPP協議への参加反対を訴えた。

5人は10日夕にTPP協議参加を表明をする予定だった野田首相らに対し「TPP協議参加を表明するなら離党する!」と詰め寄った。

輿石幹事長は離党届を収めるよう説得したが、5議員が強硬に「参加なら離党」を主張したため、「三役会議で改めて話し合う」ことを約束し一旦事態を収拾させた。

政府・民主三役会議では、野田首相をはじめ民主党首脳陣は5議員の「切腹諫言※」ともいえる猛抗議に震撼。

前夜の党内協議でTPP反対・慎重論が圧倒的であったことから、5議員に他のTPP反対派民主党議員が呼応し、民主党が分裂する懸念が急激に現実味を帯びてきたためだ。

このため、野田首相は10日夜に予定していたTPP判断の表明を急遽取りやめると発言し
「11日の予算委員会で皆さんの意見を聞いた上で判断したい」
と延べ、TPP交渉判断を留保した。

これにより、民主党首脳陣は、民主党分裂のリスクを検討し、TPP交渉判断を再考することになったが、たった1日で党分裂を回避できる結論が出るとは考えにくい。

同日昼には、自民・公明・国民新・社会・新党日本と衆院会派「国益と国民の生活を守る会」がTPP交渉参加に反対する決議案を衆院に共同提出し、民主党は共産党の協力を得てようやく退けたばかり。

地方自治体でも10日現在、全国47都道府県中、実に44都道府県議会が「反対」「慎重検討」を要求しており、意見を表明していない他の自治体を除いて「全自治体賛成ゼロ」という厳しい状況。

さらに、アメリカ側からも「もはやTPP議論への参加は遅すぎる」「米議会や他国議会が日本参加を拒否することもありうる」との声が挙がっている。

野田首相が目論んできたTPP交渉参加は、5議員により暗礁に乗り上げた格好で、「1日待ってくれ」からさらなる延期の可能性も出てきた。

11日の予算委員会の流れ次第では、足下の脆さを露呈した野田首相がやむを得ず方向転換することもありうる。

※切腹諫言(せっぷくかんげん)・・・武家社会で家臣が主君に進言や戒めを行う際に切腹し、強烈な意志を示すこと。織田信長の素行不良を戒めるために諫死(かんし)したといわれる平手政秀の例が有名。




●国益のために政治生命を賭した民主5議員

野田首相が最も恐れていた事態・・・民主党分裂の危機が起こった。

9日に行われたTPPに関するプロジェクトチームの会議(民主党経済連携PT)は紛糾し、5時間に及んだ。

参加議員の実に7割がTPPに反対したため、当初「賛成」の方向でまとめられるはずだった提言はグレーで曖昧なものとなった。

プロジェクトチーム会議で、民主党の挙党態勢を期待していた野田首相は、一転、TPP交渉の判断を一身に背負うことになった。

しかし、民主党はもともと自民党傍流議員や、小政党を小沢一郎がかき集めた寄り合い所帯。

アメリカにすり寄りたい議員と、国益重視の議員の温度差がTPP議論で一気に拡大したため、党分裂の可能性は高まっていた。



・・・しかし、それにしても勇気ある5議員である。
民主党の反対派のトップである「TPPを慎重に考える会」の山田正彦前農相ですら「離党」とまでは言わない。

政治家は落選すれば「失業」である。
自分の政党・・・しかも大与党を「造反議員」の汚名を被って捨てるということは、選挙で計り知れない不利になる。

それでも5議員は立ち上がったのだ。
国益のため、国民生活のため。

我々有権者は、彼ら「国益主義の議員」を決して裏切ってはならない。
それは、有権者がみずから民主主義を殺すことに他ならない。

がんばった政治家を、有権者が評価せずして、誰が評価するのだ!


●政治生命を賭して、国益を守ろうとした5議員

石山けいき

“おにぎり王子”石山敬貴(宮城4区・農学博士)


斎藤やすのり
“お天気おじさん”斎藤恭紀(宮城2区・気象予報士)


京野きみこ
“湯沢温泉のお節介おばさん”京野公子(秋田3区・湯沢ロイヤルホテル経営)


ちゅうご あつし
“民主反TPPの特攻隊長”中後淳(比例南関東・TPPを慎重に考える会事務局長)


福嶋けんいちろう“火の国ふっけん主義”福嶋健一郎(熊本2区・経済学士)

5人の公式HPやブログを見たところ、共通するのは「国益中心の政策」、「(民主党スローガンだった)『国民生活が第一』の実践」、「小沢一郎を支持か元支持」といったところだ。

また、全員が農業・食糧自給を重視しており、領土問題について民主党政権の対応に不満を持っている。



●「国益」を語る資格はない野田首相

野田首相はTPP交渉参加について「日本の国益を追求する」と語っていた。

だが、今日の「1日まってくれ、考えさせてくれ」でこの言葉が真っ赤な嘘であることを晒してしまった。

野田首相がTPP交渉参加を本当に「日本のため、国民のため」と考えているのであれば、すでに参加表明には遅すぎ、一日一日がタイムリミットであるこの時期に延期などするはずがない。

国益の前には、議員離党や党の分裂はささいすぎるほどの小事である。

真に国益をかなえようとし、それが正しいと信じるなら、「考えさせてくれ」はありえない。「断行」の一手しか無いはずだ。

「考えさせてくれ」発言は、他でもない、野田首相自身がTPP交渉参加が国益にかなうかどうかを疑っている証左である。

野田首相は迷っているだろう。そしてTPPを、アメリカを疑っている。

もしかすると、自らの政治生命を危惧して、11日の予算委員会であえて与野党からの強い反対攻撃を浴び「これほどの反対があり、参加表明を見送らざるを得ませんでした」というポーズを取りたいのかもしれない。

しかし、野田首相が国益を考えていない政治家であることは「待ってくれ」で明白になった。

保身に走る“泥沼のどじょう”野田佳彦(千葉4区・松下政経塾1期生)を我々有権者は決して認めてはならない。

TPPをどう考えるかは全く関係ない。

国益と国民益を考えない政治家を選ぶこと・・・それも、民主主義を殺すことなのだから。




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民主のTPP反対派5議員、離党届持参し抗議へ

環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加に反対する民主党の衆院議員5人が10日午後、輿石東幹事長に離党届を持参して、野田佳彦首相の参加表明阻止を嘆願する。
輿石氏は慰留するものとみられるが、首相が参加表明すれば、5人は離党も辞さない構えだ。  
石山敬貴(宮城4区)、京野公子(秋田3区)、斎藤恭紀(宮城2区)、中後淳(比例南関東)、福嶋健一郎(熊本2区)の5人で、いずれも当選1回。
TPP参加表明に反対する超党派の国会決議に賛同する呼びかけに署名するなど強硬に反対していた。

(asahi.com 2011/11/10)


※この記事は10日夕方ごろ朝日新聞のWebサイトasahi.comにアップされたが、数時間後削除され、現在は閲覧できない。
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最終更新日  2011/11/11 01:44:42 AM
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○ Re[1]:TPP反対の民主5議員「離党辞さぬ」に野田首相「再考するから待ってくれ」 ~TPP参加判断延期へ~(11/10)   スザンヌゥさん


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