710124 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Potatos Diary

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

potato-s

potato-s

フリーページ

コメント新着

楽天真弓  USA@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) RIP poteto さん 素敵なあなたに会いたか…
楽天真弓  USA@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) RIP poteto さん 素敵なあなたに会いたか…
栗千代@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) 昨年の7月にお母様が大阪に来られた時 小…
弟子えもん@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) お母さまの事を書いて下さってありがとう…
よっしー☆@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) ぽてとさんとネットで出逢って20年 私が人…
くまこ@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) 最後にポテさんとのLINEでのやりとりで、…
Greengrass@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) ブログのアップありがとうございます。 p…
Hyde@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) potatoさんとはお知り合いになって未だ短…
Hyde@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) potatoさんとはお知り合いになって未だ短…
まめ@京都@ Re:虹の橋を渡りました(03/02) お母さまのご訃報に接し、謹んでお悔やみ…

お気に入りブログ

日替り体調 NIJI.さん

お気楽タクシー日記 hy3de8さん
ほにゃちん日和 MIRLINさん
愉快な介護 たかやん 7さん
ももいろのもも ももいろ★さん
猫ぢゃらし maami-neさん
インテリアプランナ… Q0444さん
この広い世界で Kumako1124さん
ゴルフ Greengrassさん
桜の園 揚雲雀さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.02.11
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
前回のブログを更新したのが、2月2日の夕方でした。
この日は、チョコレートを刻んだのを少し食べたり、夕食には、大好きなイカサシを刻んでネギと叩いたのを数口。
そして日本酒が飲みたいと、小さなお猪口に2口。
毎日泊まりに来る5年生の孫がお休みの挨拶を言いに行くと、うなずいていました。
その翌日の
3日は、午前中訪問看護師がきたのですが、主人は熱が出てきて朝から殆ど食べず、ウトウトしている状態。午後には訪問医も来てくれました。
飲み物も飲もうとしません。
その日は、節分。
例年は「オニ」になって、孫から豆をぶつけられて、はしゃぎながら逃げ惑う「ジジオニ」でしたが、今年はベッドの中。
夜、豆を持ってきた孫たちに、「オニは~ソト!!」という大きな声をかけられても、昨日と違い、今日はあまり反応してくれず。
「ご飯食べないの?」「ちっとも?」心配そうな孫たち。
呼吸も、時々休みがちで、泊まりに来てくれている娘と2人、眠り続ける主人に、代わる代わる手足のマッサージしていました。
夜10時過ぎ頃から、手先と足先の色が悪くなってきて(チアノーゼ)、マッサージすると、また血行が回復する状態。
もう長くはない状態に来てしまっている事を覚悟しました。
看護師と医師には連絡し、ずっと手足を交互にさすり続けました。
呼んだり頬をさすると呼吸が回復する状態は、夜中ずっと続き、とうとう4日(金曜日)の明け方に、呼吸が止まりました。
眠り続けたまま、ふっと呼吸が止まり、呼んでもほっぺをさすっても、戻ってきませんでした。
閉じたまぶたをを開けてみたら、瞳孔が散大していました。
看護師さんに連絡し、来ていただいた後、昼間も診ていただいていた医師にきて貰い死亡を確認したのが2月4日、朝午前6時でした。
私と娘で、主人の体を綺麗にして、お寺や葬儀社に連絡。
それからは、息子や娘が色々手伝ってくれて、翌日(土曜)にはお通夜、日曜日には葬儀が出来ました。
喪主は私で、施主は息子。
親戚への連絡や葬儀社との打ち合わせなど、子供たちが全部やってくれて、とても頼りになりました。
娘はこまごまとした雑用に気付き、率先してやってくれ、本当に助けられました。
密を避けるため、お通夜や葬儀の会場以外(ロビー)に、別の焼香台を設け、随時焼香してお帰りいただくようにしました。
ロビーには、主人の作品や経歴をまとめて展示するメモリアルコーナーを設置しました。
遺影は、孫たちと一緒に撮った、「とびきり笑顔」の、写真にしました。

訪れた人たちが、写真を見て、異口同音に、こんな笑顔は見たことが無いと驚いていました。
「へぇ~こんな優しい顔をするんだねぇ~!」って。
それもそう、
妻や子供たち、知り合いにはなかなか見せてくれない、「孫限定笑顔」です。
こんな時期なのに、主人の美術仲間、ゴルフ友達、昔の教え子など、沢山の人が訪れて下さいました。
車椅子で駆けつけて下さった恩師や親せき、40年~50年以上前の教え子たち。
葬儀の打ち合わせ手配などを息子に任せ、お通夜が始まるまで、私は1一人一人ご挨拶に専念できました。
何十年ぶりにお会いする方々もいて、1人1人挨拶しながら、胸が一杯でした。
とてもいい葬儀でした。
今は、自宅に、家族用のメモリアルコーナーを設けてお参りしています。

毎日、孫たちもお参りに来てくれています。

ところで、
3日の夜から明け方まで、主人の手を握りさすり続けていましたが、その時、初めて気づいたのは主人の手の大きさと指の太さです。
右手だけがとても大きく、1本ずつ握る指が太いのに、左手の指は意外なほど華奢でした。
50年以上連れ添って、今頃気づくなんてね。
今まで、ちゃんと手を握っていなかったみたいです(笑)
一晩で、50年分以上の手を握りました。
主人の希望通り、ずっと自宅にいたい。
その時が来たら無理な延命処置をせず、静かに逝かせてくれという願いはかないましたが・・。
1年かかって覚悟を決めてきた家族にも、あまりに急な変化でした。
10日前には車いすでトイレにも行けたのに・・。
みじめな姿を見せたくない、プライドの高い主人らしい最後だったと思います。
昨日(10日)の朝、7時半という早い時間に初七日のお経をあげて貰いました。

金曜日でしたが、学校や仕事に行く前に、子供たちも参列。
朝日が差し込む明るい部屋で、主人は微笑んでいます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.02.11 14:08:36
コメント(14) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.