カテゴリ:カジカジ日報
そう言えば数年前、サークルの先輩と映画とは何か?という議題で大バトルをしたことを、ふと思い出しました。
その先輩は映画とは非現実、非日常を描くフィクションであり、エンタテイメントだという主張。 その人はファンタジーが大好きで、夢いっぱいの世界の映画を撮りたいと言っていました。 対する僕は、映画とは現実や日常の延長上のモノだという主張。 ですので(?)僕はファンタジーよりヒューマンドラマが好きなのです。 この討論に決着は着かず(というか着くはずもなく)、結局は人の好みよねってなもんで話し合いは終わりました。 今年僕は一年中ほとんど編集作業をしてました。 自分の『chain』にはじまり、前川氏のすごく真っ直ぐな話『Pコンプレックス』、永田氏の立体アニメ『無敵のボク王国』。合間を縫って『子供たち』という短編を作りました。 その途中、2~3日間僕は映画って何だ!?という問いをひたすら考えた時がありました。 モンタージュの芸術?総合芸術?メッセージを放つ媒体?エンタテイメント?人のロマン?魂の叫び?カットとカットが語る物語? KONさん、所詮光と影だけですか? 果たして映画は芸術ですか? と、もんもんと考えた挙げ句に出た答えが「んなもん、わからんわ」でした。 愛って何?と問うてるのと同じじゃないかしら、と。 なので、僕はもう考えないようにしました。単なる時間の浪費ですからね。 そんなこと考えて映画作ってたら訳わからなくなりますからね。 これ映画ですって言ってしまえば全部映画になってしまうんでしょうしね。 しょうもないですね。 後輩にも同じような事を考えている子がいました。映画を作る上では誰もがぶち当たる問題なんでしょうかね。 興味無い人にはとことんどうでもいい話。 さてさて、そんな根暗君達(?)がこしらえた作品のオンパレード、DAIGEI FILM AWARDをよろしく。 3月7日~9日、HEPホールにて、14時から21時まで。 色んな意味で「映画って何!?」と思えること間違いないかも。 ではでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月28日 01時37分32秒
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