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カテゴリ:億万長者
もう億万長者がめざせないので題名を小金持ちに変更しました。パイが縮小する国の経済というのはそういうものなのだという事のようです。
とにかく、Q先生がよく言われるように二階三階に上がると視野が変わって来るので、どうも若い人達に適切な助言ができないようになったと自覚して来ました。 無い所から財を築くのと有る財を有効にアロケーションするというのは似ているようで異なります。これも、若い頃はわからないから、実は投資の本を読んでも意味が汲み取れないのです。そういう点でQ先生の本はとっつき易いですね。 先生は今日、研究熱心で、明るくて辛抱強い人材を募集されていましたが、ほしい人材の性格をさらっと適切に言われていますが、先日のバフェットさんの正直で知的でエネルギッシュと同じようにこういう人間は成功する可能性が高いという事ですね。 しかし、最近こういう性格の日本人は減って来ました。逆に努力しないで辛抱しないで楽をして儲けようという性格が既に子供の時に形成されているように感じます。袖の下を使って先生になろうという社会ですから、というきれいごとを言うつもりはありませんが、民間はそれが当然な社会ですから、子供達がそうなるのも必然だと思います。 しかし、結局はそういう企業は自滅しますから、民間と言えども永続的な仕組みではありません。 子育ての基本と同じ事ですが、自分に対しても努力・辛抱とその成果・成功体験というサイクルを廻す事です。 まあ、夏休みはQ先生やバフェットさんの本でも読むのでしょう。インテリジェンス無き金融・投資というのは有り得ない事ですから。 そうそう、原油は下がって来たし、ベトナム株は再暴落しています。予想が当っただろうと自慢するのではありません。物事は合理的に動くものだと感じてほしいのです。日経平均だって89年当時5万円を越えると言う人もいたものです。根拠無き熱狂は見て楽しむものであって参加するものではありません。参加は投げられた価値の有るものを拾って歩く、こういうバーゲンハントに徹する事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 28, 2008 10:52:02 AM
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