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1990前半の香港~英国の不動産へと拡大して行った、資産価格の上昇の話は以前した。サブプライム問題は、この上昇のエピローグだった。
先進国の金融緩和でこの亡霊が蘇りつつある。なぜこうなるかと言えば最初の時上手く乗れなかった連中が同じ事を押し目でやろうとするからだ。これは、下落したと言って喜んで自宅を買う連中が多い事でもよくわかる。 レーガノミックスの時も失業率をどう扱うかかなり論議されたが、私は失業率を経済政策に使うと全体がおかしくなると思っている。角を矯めて牛を殺す結果になる。政策を批判しても仕方が無い、だからその結果起こる事から利益を抜けば良い。 昨日sp500が高値を更新した、これが根拠なき熱狂以外いったい何だ?2000なんてわずが20%弱だ、フォロアーが提灯を付ければすぐに行く。 バブルはまず局所的に起こる、おそらく前回同様アングロサクソン圏だろう。そして今回はそれ以外に波及する前に動揺してどたばたと金融引き締めが始まり、ハードランディングする。こんな感じでQE3は失敗に終わる。とはいえ、アングロサクソン圏は不滅だ、実物経済が大きくやられるのはそうでない所の方だ。今回は日本や南欧や財務の弱い新興国、フロンティアだろう。 危機はチャンスと言うが、正直こういう混乱は嫌いだ。しかし、上手くやらないと自分もやられる。だから、考えなければいけない。これは9月の出口をためらった事から始まった、イエレンさんになればおそらく3月も無い。そうこうする内にバブルは成長する。 重要な事は、まずバブルに乗って稼いでキャッシュポジションで下落に備え、底値で拾う。このやり方を機能させるようにポジションを持つ事だ。多くの人間は、最初乗り遅れ、高値で掴んで下落でやられ、底値で資金が無い。 金融と財政で支えて温いから構造改革という痛みを避ける、だから社会主義は崩壊する。ほとんどの人間は追い込まれないと動かない。とにかく、何がどうなろうと変化さえ正しく予想すれば利益は獲れる。もう日本丸は片道の燃料で出港した大和と同じだ、帰りどころか途中で撃沈する。リフレ派なんてラスプーチンだったとわかった時は海の底だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 26, 2013 11:13:21 AM
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