|
カテゴリ:カテゴリ未分類
だから、日本では一人っ子政策など無いのにほとんどが一人っ子家庭となっている。
中国の一人っ子政策は、疲弊した経済状態で子供が多いと経済成長ができないという中での苦渋の選択だった。そして、今それが緩和に向かうという事は、社会にその余裕が生まれたという事実だ。成熟した経済において、子供の数は理論的には2+死亡率分だ、これで人口は安定できる。 社会への負荷というと老人の話と思っている人が多い訳だが、今という時間だけ見れば子供も老人も同じだ。子供は将来ぶら下がる方から担ぐ方に回るが、将来の話だ。 日本の衰退が過去20年空白の20年程度で済んでいるのも、実は少子化が経済的な負荷の低減としてポジティブに働いていたからだ。個人が生活水準の為に子供を減らした事が合成されて全体でも機能した。しかし、当然だが、将来担ぎ手が減る。これは、経済の縮小を進行させるデススパイラルだ。とにかく、少子化と高齢化は全く別物だ。日本が少子化に手を打たなかったのは完全に人為的な失敗だ。既に団塊ジュニアの女性が、出産適齢期を過ぎた今となっては、日本は座して死を待つしかない。 これは、チェスでも将棋でも良いがもう勝ちが見えているのと等しい、もう絶対に負ける。わからない人間にはわからないだろうが。だから、最終的に増税と生活水準の低下と国の経済力の二流化は必然的な結末だ。だから、優秀な人間はこの厄災から逃げなければいけない。どぶ川企業から毒にやられる前に逃げるのと全く同じ事だ。 とにかく、ほとんどの人間は無知だ。重要な事は知っていても行動しなければ結果は皆と同じになるという事だ。私は皆が午前様までサービス残業を競っていても一抜けたでやらなかった。お馬鹿な集団で、お馬鹿な競争だの何だのやっても無駄なのだ。 人間は将来に向けて確実に建設的な事をしなければいけない。中央銀行がETFを買うような相場は滓だ。上っ面の数字やブームの虚像に惑わされないで実態を見る事だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 20, 2013 10:04:38 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|