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カテゴリ:奥村 武
メイショウサムソンは本当に強いですね!!
以前もお話しましたが、やはり今のサラブレッド界の「ボス」馬は彼ですね レース後検量室は騒然としていました 理由は皆さんもご存知の通り、エイシンデピュティが最後の直線で複数の馬の進路を妨害したとして降着処分になりました。 当然その不利を受けた馬の関係者は、釈然としない結果になったということでしょう。 しかしこれは、競馬の中ではよくある事。 今回の件でその検量室に居合わせた者として一つ???と感じたことがありました それは、このエイシンデピュティが自らよれたのではなく、コスモバルクが最後の直線で大きく外に膨れ、その影響を受けエイシンデピュティが外に振られたという声がとても多かった。それは、テレビでご覧になった皆さんも感じられたのではないでしょうか。 しかしパトロールビデオを見れば、コスモバルクとエイシンデピュティの間には大きな間隔がありコスモバルクを直接の加害馬とするには無理があるのもうなずけます。 採決委員の決定はうなずけるものです。 しかし柴山騎手にはかわいそうな処分ともいえるでしょう。馬はあれくらい遠くからでも急に何かが近づいてくれば、とっさに横に逃げるもの。 ですから降着処分はやむを得ないとしても、それに併せて騎手も処分とするのは… ですが、わたしが???と思ったのはそんなことではありませんでした。 この状況で、多くの方々がコスモバルクの五十嵐騎手に対していつまでもいつまでもぐずぐずぐずぐず言っていたこと。 確かに五十嵐騎手は以前から最後の直線の入り口で外に膨れる傾向を指摘されていました。それは本人も直す努力をするべきでしょう。 制裁を受けても仕方がないようにも思えます。 しかし私が言いたいのはそんなことではなく、 「いつも膨れる、毎回なんだ」というのなら、それも頭に入れて乗ればいいじゃないかということなんです。 挙句には「中央に乗りにくるな」とまで… 私達も地方交流戦で稼がせてもらう時もあるのに… 勝ったメイショウサムソンの武豊騎手は、枠順もありましたがきちんと一番不利を受けないポジションにいたんですよ。 負けて悔しいのはわかります。不利を受けて納得のいく結果を得られなかったのもわかります。 でもそれをあまりにも「人のせい」にしすぎでしょう。 まっ、ゴッホはその不利も関係ない結果に終わってしまいましたが… さて今日は、国枝厩舎が取り組む厩舎改革の一つを紹介します。 改革なんて大げさなんですが、厩舎というのは馬が生活する家。 しかしとても埃っぽく、汚いイメージがみなさんにはありませんか? もともとはそうでしたが、国枝厩舎は馬が快適に暮らせる家作りとして、年に一度といわず、何度も何度も大掃除を行うようにしています。 そして日本一綺麗な船橋の川島厩舎に習い、厩舎丸洗い作戦を決行しました 見てください 網戸や壁 これが寝藁をよけた床です。 とにかく徹底して厩舎を清潔に、そして馬達が快適に暮らせるように… これが秘密兵器「高圧洗浄機」です。 それでは、今週も応援よろしくお願いしま~す!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月29日 11時34分50秒
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