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カテゴリ:山中 寛
南関東は浦和「トワイライト」競馬開催中です。
(開催は明日5/2まで) ゴールデンウィーク期間中の開催とあって、場内はいつになく盛り上がっております。昭和の日=4月29日だけでなく、平日でもたくさんのお客様にお越しいただいて、JR南浦和駅前の無料バス乗り場も大盛況。次回の開催もたくさんのご来場をお待ちしております(5/26~30。28=さきたま杯)。 さて、今週は火曜日に重賞が行われました。 牝馬限定にリニューアルされて2回目の、第46回しらさぎ賞(S3)。スピード自慢の牝馬12頭が揃った一戦は、10番枠から先手を奪ったアストリッドがあっさり逃げ切り勝ち。昨年の3着も惜しいレースでしたが、今年は52kgの軽量も生かして見事な重賞初制覇となりました。 (写真提供:代表どの) 川島正行調教師も、オープン馬がリタイアしている中頑張ってくれて嬉しいと嬉しそうな表情でした。戸崎騎手も、重賞を勝つのは気持ちいいというお話をされてました。 その戸崎騎手、表彰式では直前の大井開催での成績をファンに謝るシーンもありました。 たしかに、その開催では3勝、その前・4月上旬の開催では4勝と、4月に入ってからの大井開催ではこれまでの成績と比べて今ひとつでした。 では、4月の成績と、4月終了時の南関東騎手リーディングでその辺りをもうちょっと詳しく確認してみましょう。 (※平成20年度第1回浦和競馬3日目終了時/全998R) <南関東騎手成績/4月成績(カッコ内は重賞・準重賞)> 1 戸崎圭太 102(+JRA1):4月18勝(しらさぎ賞) 2 的場文男 89 :4月35勝(羽田盃) 3 坂井英光 59(+JRA3):4月19勝(グリーンC) 4 御神本訓史 54 :4月14勝 5 今野忠成 43(+JRA2):4月11勝 6 繁田健一 40 :4月13勝 7 真島大輔 39 :4月14勝(マイルグランプリ) 8 石崎隆之 36(+園田1) :4月 7勝 9 張田 京 33 :4月 9勝(クラウンC) 10 石崎 駿 26 :4月 7勝 4月は中旬から下旬にかけて的場文男騎手のラッシュにすさまじいものがありました(すご~く大雑把に分けると、1~15日:12勝・16~30日:23勝)。ニックバニヤンでディラクエを破った羽田盃も鮮やかでしたが、その開催6日間で15勝を挙げたこともすごい!! そして通算5500勝。4月後半は的場文男騎手が南関東の話題独占でしたね。 戸崎騎手は坂井英光騎手よりも4月は勝ち星を挙げられず18勝。これも立派な数字だと思いますが、とにかく4月は的場騎手がすごすぎました。 4月後半はちょっとリズムを崩しているのかな…という感じで戸崎騎手の勝ち星は増えませんでしたが、しらさぎ賞の逃げ切り勝ちでリズムを取り戻していただいて、4月の的場騎手以上の活躍を戸崎騎手には期待しましょう。坂井騎手は大井開催でコンスタントに勝ち星を積み重ねています。この後重賞でもどんどん活躍してくれることでしょう。 そして今年はちょっと元気がないように見える今野騎手。4位御神本騎手との差もちょっと開いてしまいましたし、繁田・真島といった黄色い勝負服のジョッキーが勝ち星を伸ばして差を詰めています。今野騎手の奮起にも期待したいですね。 そして、先週の弊社大川アナからいただいた質問にお答えしましょう。4/23の羽田盃、ニックバニヤンの単勝=¥10,980ですが、今年5回目の単勝万馬券でした。配当としても第5位。的場文男騎手がこんなに人気のない馬に乗ること自体が珍しいですし、馬券を取った方は的場騎手が表彰式で仰ってたように「飛び上がるような喜び」を的場騎手と一緒に感じていらっしゃったのではないでしょうか。 さて、来週は船橋開催。いきなり初日にかしわ記念(Jpn1)が行われます(→登録馬はこちら)。Jpn1に昇格してから毎年上位拮抗の好レースが行われてますが、今年はどうなりますか? 今のところ天気予報では、5日までなんとかお天気踏ん張ってくれそうなんですが…。いいコンディションでレース観戦と行きたい所ですね。 みなさん、てるてる坊主を作ってかしわ記念を待ちましょう!! (↑雨が降るって前提みたいですが、そんなことないですよ あと、7日の東京湾カップと6日の名古屋かきつばた記念もお忘れなく~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月02日 03時30分43秒
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