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カテゴリ:竹之上 次男
園田競馬の春のシーズンが終了。ひとまず、園田競馬はお休みです。
替わって、姫路競馬が開幕。 5月18日から6月24日まで、毎週火曜・水曜・木曜の開催で、6週間にわたって行われます。 姫路を主戦場としてくださっているファンの皆さま、一年ぶりのご無沙汰です。 どうぞ、存分にお楽しみください。 6月3日(木)には、3歳三冠最終戦『兵庫ダービー』が行われます。 王者フィオーレハーバーの防衛なるか! 僚馬ハイパーフォルテの奪取なるか! はたまた、ホワイトランナーの逆襲か! 第二勢力からの台頭なるか! など興味が尽きません。 『兵庫ダービー』をお見逃しなく! お近くでない方は、遠くからお越しくださるわけですから、観光やグルメもしっかりと楽しんでください。 そんな姫路グルメのひとつを、きょうはご紹介します。 姫路競馬場から程近い、南へ5分ほど歩いたところにある『白馬』という食堂です。 “仕事1番”“味2番”って…。 この店の特徴はというと、とにかく量が多い。 となると、仕事量も増えるわけですから、仕事1番ってのもうなずけます。 競馬場の中でも有名なお店で、競馬関係者が出前を注文することもしばしばあるそうです。 前記のフィオーレ、ハイパーを管理する平松調教師も、この店のファンだそうです。 また、屈強な男たちでさえ苦労する、この白馬のランチを、ペロッと平らげてしまう女性職員もいるんだとか。 恐ろしや…。 でも、なんか挑戦したくなるんですよね。 きのうは、実況業務の機材を搬入するために、姫路に行きましたので、およそ3年ぶりに挑戦してやろうということになったのです。 本人曰く、無謀にも、実況歴54年の吉田さんも挑戦することに。 ここで注意事項を書いておきます。 店頭のショーケースのサンプリングは、アテにされない方がよろしいかと思います。 その時点では、「普通やん」と思っていまいます。 実物と異なりますのでご注意を。 今回注文したのは、店の屋号を使った定番メニュー、「白馬スペシャル」 焼肉、ハム、海老フライ、ハンバーグが入って1280円。 で、こんな感じです。 どーん! アップで、どどーん! 目玉焼きの下に隠れてるのがハンバーグね。 まぁ、食うて食えない量ではありません。 でも、ランチとしては、いささか度を過ぎております。 10分から15分ぐらいやったと思います。 必死に格闘して、綺麗に平らげました。 こういう場合、一気に行かないとダメです。 躊躇していると、満腹中枢が刺激され、食欲が減退していきます。 あれ、ぼくデブ養成講座のようなことを言ってしまっている…。 ともかく、格闘ですコレは。 ぼくの前で、黙々と食べ続けていた吉田さんは、遂にその箸が止まり、重い口を開いて、 「苦行やな」 とポツリ。 その後も 「はぁ~」 「あかん、食べ物前でため息ついたら失礼やわなぁ」 「物のない時代に生まれていながら…」 「もう味がわからん…」 「ここはどこ?」 と最後は訳のわからんことを言い出した、ということはありませんでしたが、完全に疲れ切っています。 ぼくもお腹パンパンです。 さすがギャル曽根ちゃんの故郷(ではなく京都ですが、一時期姫路に住んでいた)。 ギャル曽根ちゃんなら、これくらいチョロいもんなんでしょうけど。 みなさんも、姫路競馬場にお越しの際は、是非チャレンジしてみてくださいね。 リーズナブルな価格帯のメニューも豊富にあります。 それから、肝心の味はというと、これがまた美味しいんです。 だからこそ競馬関係者にも人気なのですね。 あっ、忘れてました。 最初にスープが運ばれてきますので、それも食べて完食ですからね。 〓Weeklyトピックス〓 ★通算勝利の規定が変わりました! 兵庫県では、以前は騎手、調教師の通算勝利の記録を、地方とJRAを足した数字にしていました。 ですが、今年度から(正確には今週から)は地方通算勝利をのみをカウントして、JRAは含めないように取り決められたのです。 なお、これまでの記録に関しては変更することはありません。 昨年4000勝を達成した有馬騎手は、過去にJRAで1勝していたので、地方通算で言えば3999勝目にあたる勝利が、4000勝ということになっていました。 実は、この1勝のズレが、厄介なんです。 園田競馬から発信する偉業達成のニュースリリースと、地方競馬全国協会の出すニュースリリースでは、1勝分の違いができるということです。 レースを喋る我々にとっては、当然記録達成のレースとそうでないものとは、明らかに違いをもたせます。 そのニュースを見たファンは、達成したレースをインターネットで観ることになるでしょう。 そのときに、それぞれのレースの喋り方の温度差を感じるはずです。 有馬騎手の4000勝(JRA含む)のレースも、地方通算4000勝のレースも、ぼくが喋ったのですが、どちらも同じように喋るわけにはいきませんでした。 兵庫県ではJRAの勝利をプラスしてカウントしているわけですから、そちらを優先するのは当然。 もちろん、地方通算4000勝のレースでも、ゴールしたあとに説明を加えたのですが、それを直線で伝えるには、困難だと判断してやめました。 「さぁ、有馬騎手の地方通算4000勝が目前!ただ兵庫県ではJRAの勝利もプラスするので、先日すでにセレモニーを行いました!ですからこのあとのセレモニーはござ、ここがゴ~ル」 てな実況になってもいけませんので。 とにかく、地方通算でカウントすることになりましたので、ご承知おきください。 まぁ、これまで独自の集計をしていながら、それを常に発表していなかったのが悪かったのですが。 ちなみに、下原騎手はJRAで2勝していて、地方通算998勝。 これまでの規定なら1000勝達成でしたが、来週からの姫路競馬で達成されることとなりそうです。 木村騎手も地方通算1978勝。 あと22勝で、いよいよゴールデンジョッキーの仲間入りです。 こちらも、姫路競馬開催中に達成されそうです。 記録達成の瞬間をお見逃しないように。 ★エレーヌ、グランダム・ジャパン優勝! 5月13日に行われた『のじぎく賞』は「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」3歳シーズンの第4戦目。 第2戦の『留守杯日高賞』(4月19日・水沢1600m)、第3戦『ル・プランタン賞』(4月25日・佐賀1800m)を連勝していた笠松競馬所属のエレーヌ(牝3・山中厩舎)が、1番人気に応えて快勝! 3歳シーズン優勝を確定的にしました。 っていうか、確定です。 というのも、優勝賞金は馬主(90%)と調教師(10%)に贈られるわけですから、優勝に望みがある現在2位のコロニアルペガサスと、3位のプティフルリールは同馬主、同厩舎ですから、もう確定ということなんです。 これまで、2戦以上出走しているのも、この3頭と同スタッフのショートエアリーを含めた4頭だけ。 積極性とタフさが実現させたものですが、これからの古馬や2歳戦、そして来年(同じ条件なら)も、他地区の陣営もどんどん暴れまわってほしいものです。 兵庫も古馬戦線には、キーポケット(牝6・吉行厩舎)、エンタノメガミ(牝6・中塚厩舎)、バージンサファイヤ(牝4・平松厩舎)と優秀な馬が揃っています。 活躍を期待してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月15日 09時37分45秒
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