ポカポカ陽気の門別競馬場です

　と言っても、外は風がちょっとひんやり感じるのですが、日差しが強いので、放送室は温室状態　かないませんわ・・・・。

　毎年思うのですが、ジョッキーの区切りの表彰って　不思議と続くんですよね。　無い時は、全く該当者がいないのに、突然固まって訪れる（何か変な表現ですが・・・）のです。

　今季も、先週木曜日に服部茂史騎手が９００勝を達成し、昨日表彰式が行われました。そして今日は、昨日の第１Ｒで１０００勝を達成した斎藤正弘騎手の表彰式を行います。

　そして間近かに控えているのが、伊藤千尋騎手の１００勝まであと５勝、沼澤英知騎手の４００勝まであと８勝です。

　服部騎手の表彰式には、今回も（８００勝の時もそうでした）沢山のチビッ子たちが、花束を抱えてやって来ました。
　彼の子供さんのせいや君とふうや君は勿論、男の子も女の子もいます。　服部騎手は子煩悩でも知られていますが、地域の子供たちのサッカー少年団の試合があると、仕事がない限り、いつも引率をするそうです。　子供たちからの信頼と人気は抜群です。　そしてその父兄の方々もお祝いに駆けつけていました。

　中学の時に騎手を目指し、厩舎で働きながら騎手試験に挑戦。　しかし、視力の問題で何度も失敗。　でも夢を諦めずトライを続け平成６年、中津競馬場でデビュー。　そして平成１２年に北海道へ移籍して来ました。

　新天地でのスタートは甘くありませんでしたが、明朗闊達な性格で、仲間ともうちとけファンからも多くの支持を受けました。
　現在は、新進気鋭の田中淳司厩舎の主戦ジョッキーとして活躍しています。　３４歳、腕の立つ中堅ジョッキーとして、馬券購入には欠かせない一人です。

　今日表彰を行う斎藤正弘騎手も、減量や腰痛と戦いながら積み重ねて来た１０００勝ですから、嬉しいでしょう。　　甘いマスクで女性ファンも多い斎藤騎手、自分の辛さや困難を決して表情に出さず、いつもファンには明るく接しています。
　今日の表彰式では、私も心からの拍手を贈りたいと思っています。

　今日の後半Ｒは、非常に面白い　期待感一杯のレースが予定されています。

　第８ＲのＡ２－２組　１８００ｍ戦は、１５戦１０勝着外なしのライネスゴルトを筆頭に、古馬相手でも安定した成績の３歳馬メジャーテースト、決め手鋭いビコーオラクル、そのほかサンキストダンサー、アースファイヤー、フジノダイヒット、そして服部騎手鞍乗のチェリーレインボーと激戦濃厚です。

　第９Ｒの３歳上オープン１８００ｍには、古馬との初対決を迎えた３冠馬クラキンコ、転入２戦目快勝を見せたニックバニヤン、ステイヤーズカップの勝ち馬マキノスパーク、星雲賞馬ラプレ、休養明け叩き２戦目のレイクトゥーン、環境にも慣れてきたマチカネコロモガワ・・・・。　

　そしてメインレースは、２歳の重賞競走第１０回サンライズカップ１７００ｍです。　この１２頭の２歳馬たちも　かなりの激戦が予想されます。
　北海道２歳優駿に向かって、優先出走権を獲得すべく　各陣営の力が入っているようです。　ご期待下さい。

　１０月に入り、日没が早くなりました。　ナイターレースの時間も多くなっています。　さぁ今日もこれから後半に向かいます。

　頑張りま～す