ミツオーです。タイトル部分に本文をペーストしてしまいました。あーびっくりした。

さて、南関東地区は浦和開催中です。

今開催の浦和競馬は、「北埼玉地区シリーズ」として、場内では北埼玉地区（行田市、加須市、羽生市）の物産などが販売されています。昨日（６月１日）は、B級グルメとして有名な、行田市名物ゼリーフライも販売されました。個人的にこのゼリーフライ販売を楽しみにしているわたくし、昨日も購入しておいしくいただきました（写真ナシ。茶色のカタマリにしか見えず、その美味さ加減がうまく伝わらないから・汗）。
ええと、ゼリーフライとはもちろん、ゼラチンを使ったフルーツゼリーやコーヒーゼリーを揚げたものではなく、おからをコロッケ風に丸めて揚げたものです。詳しくは行田市ホームページをご覧ください。「行田　ゼリーフライ」で検索しても同じページへ行けます。

場内では数々のイベントが催されました。
レースの合間には、おこたんぺさんのクリスタルボールを使った不思議なジャグリングも（写真ナシ。動画は撮りましたが、ご本人の許可をいただいていませんので家族だけでひっそり楽しんでます・笑）。

また、ハッツオフプロジェクトとして、世界のホースマンから提供された帽子のチャリティー販売がおこなわれました。

売り子さん（小島友実さん、目黒貴子さん、原山実子さん、荘司典子さん）もボランティアです。

お話をうかがったところ、先の土日にJRA東京競馬場で同じように販売したところ、２日間で合計６００個以上の帽子を買っていただけたのだそうです。１個3000円ですから…むう、その売上金を管理するだけでも緊張してしまいそう。
この日の浦和競馬場でも、前半レースを終えた段階で４０個以上をお買い上げいただいたそうです。

なお、このハッツオフプロジェクトによる帽子販売は、今月中は南関東地区重賞実施日にそれぞれの場でおこなわれる予定です。


という昨日（６月１日）の浦和競馬。メインレースは第１５回さきたま杯。今回からJpn IIに格上げされた競走でした。

出走メンバー、かなり豪華となりました。中でもいわゆる「ハナっぱやい馬」というか「先行タイプの馬」が複数。名前をあげると

ジーエスライカー
キングスゾーン
ラブミーチャン
ナイキマドリード

で、上から３頭はいわゆる「行ってこそ」という馬。こうなると展開的にはそうした「はやい馬」に行かせておいてこれを追いかける位置につけられそうな馬に人気が集まるわけで、圧倒的な支持を集めたのが、前走かしわ記念２着のラヴェリータでした。自在性のある脚質が買われたわけです。

レースは、やはり序盤からスピード比べ。結果的に中で最も「テンがはやかった」のがジーエスライカーということになります。これが１コーナーまでで先頭に立ち、追いかけて２番手につけたのがラブミーチャン、ナイキマドリードが３番手でキングスゾーンは４番手からとなりました。

こうした先行力のある馬たちが飛ばす展開に、思いのほか立ち回りに苦労したのが人気のラヴェリータで、残り８００メートル地点では中段より後ろで追走に手間取った感じ。動いて行けたのはスーニとダイショウジェット、そしてイブロンで、この３頭は残り６００を切ったあたりで先団に接近します。

ところがここから先行勢がしぶとい。とくに逃げたジーエスライカーと、早めにこれに並びかけたナイキマドリードは手応え充分でまるで失速せず、むしろ後続を突き放します。

結局、直線入り口で逃げ馬をとらえたナイキマドリードがゴールまでしっかりした足どりで完勝。逃げたジーエスライカーも粘って２着。スーニが２着にせまって３着。ラヴェリータは追い込みを見せたものの時すでに遅しの５着でした。

昨年秋から数々の重賞レースでいい走りを見せ、ＪＢＣスプリントで２着となったことで一気に全国的に名前を知られたナイキマドリードが、重賞２勝目／ダートグレード初勝利をあげました。

鞍上は戸崎圭太騎手、管理トレーナーは川島正行調教師。このコンビ、好調です、という言葉で片づけていいとは思えないほど、新年度になってからはすばらしい成績を残しています（いや、その前からスゴかったですけどね）。重賞レースだけでも、

４月１８日　京浜盃（クラーベセクレタ）
５月５日　　かしわ記念（フリオーソ）
５月１１日　羽田盃（クラーベセクレタ）
５月１２日　東京プリンセス賞（マニエリスム）
５月２５日　大井記念（マズルブラスト）
６月１日　　さきたま杯（ナイキマドリード）

と１ヶ月半の間に６勝。オソロシイ。
来週の南関東地区の重賞は…東京ダービーなのですが、はたしてどうなりますか。


季節的には梅雨まっただ中。しかし競馬シーズンはここからが上半期のクライマックス。毎日が楽しみです。