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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。
個人的な話題からスタートしますが、先週の日曜日に数学検定を受検してきました。 久しぶりの試験だったので、中3レベルの3級から始めましたが、できる!と思っていても、いざ問題を目の前にすると久々のテストということもあり、ドキドキするもんですね…。これが、久々の馬がレースに挑む際の不安につながるのかな…と思ったりもしました。 1次は計算技能、2次は数理技能でいずれも60分。1次は30分ほどで終わり、見直しも楽々できましたが、2次はギリギリまで迷う問題があり、かなり手こずってしまいました。しかし、合否に追われるようなテストではなく、受かれば良いというレベルで受けたものですから、久々に刺激があって楽しい1日でした。 今年の11月で40歳を迎えますが、その時に何か1つ目標を…と思って数検を受けましたが、準2級以上を合格すれば、数学プロコーチャーを目指せることになります。これを目標に置いて、頑張って勉強し直します。 さて、ホッカイドウ競馬の新シーズンが22日に開幕しました!開門から多くのファンが詰めかけ、1Rのパドックも賑わっていました。開幕とはいえ平日の昼、本当に待ちに待った競馬だということを実感しました。 (1Rのパドック周回中) 期間限定騎乗で笠松からやって来た藤原幹生騎手が早速、1Rでニシノモリンガに2着に追い込んできました。 「力のある馬に乗せて頂いただけに勝ちたかったんですが…。ビデオを見て反省します」 と謙虚な姿勢が実を結び、9Rのマイネルカヴァータで初勝利を挙げています。 一方、今年の新人・山本咲希到騎手が8Rのナナイロでデビュー。積極的な競馬をしましたが、直線は失速し7着に終わりましたが、初戦を迎える前の紹介式で「意外と緊張していないんですよ」と、度胸のあるところを見せていました。同期が結構勝ち上がっているだけに、今後は焦りも少しずつ出てくるかもしれませんが、まだ始まったばかりですから、しっかり自分の仕事を普段からして、レースに挑めば自ずと結果は出てくると思います。頑張って欲しいと思います。 (騎手紹介セレモニーの様子) そして、今年の門別競馬場は内回りコースが新設され、初日がマイル戦2つ、2日目は1500m、1600mが1つずつ組まれました。直線が218mと短いこと、外回りに比べてコーナーの入りが若干きついので、コーナーでのペースダウンが必至であることから、どんなラップ構成になるのか注目していました。 初日 5R…12秒6-11秒2-13秒5-13秒0-12秒7-13秒3-13秒4-13秒9 6R…12秒4-11秒5-13秒4-12秒1-12秒2-13秒6-13秒3-12秒9 2日目 1R… 20秒0-14秒1-14秒0-13秒3-13秒1-13秒6-13秒4 2R…12秒9-11秒7-13秒6-13秒4-13秒2-13秒1-13秒4-14秒2 2日目1Rは1500mなので、最初のラップは1.5Fになります。前半3F-5Fと上がり3Fの比較でいけば、 初日 5R…37秒4-63秒1-40秒6 6R…37秒3-61秒6-39秒8 2日目 1R…41秒6-67秒7-40秒1 2R…38秒2-64秒8-40秒7 となりました。1500mは、スタートしてすぐ1コーナーを迎えることで、先行争いが激しくなるかと思いきや、意外と慎重なレース運びでした。もちろん、3歳未勝利なのでレースレベルもありますが、前半脚を溜めてバテないように…という感じでしたから、何とも言えないラップでした。ただ、マイル戦は、向正面でいかに良い位置につけるかがポイントとなることは間違いないでしょう。 初日1Rと2日目2Rは、3Fから7Fまでほぼ同じようなラップで進んでいますし、2コーナーでは中団にいた馬も向正面で押し上げて3コーナーに入るスタイルで好結果を生んでいます。また、北斗盃はオヤコダカとシークロムが向正面でペースを落とさず、3番手以下を引き離すほどのハイラップを刻み、オヤコダカはその上直線でも脚色が衰えることなくゴールした辺りは、さすがダートグレード2着馬です。 (オヤコダカ) (シークロム。この後また、岩手に戻るそうです) 内回りと外回りがあると、外回りにも騎手心理の変化も見受けられるかな、と思うのが、外回りが昨年よりペースが明らかに速いんですよね。もちろん、中には初日12Rが前半3F40秒5-5F66秒8の超スローになるレースもありましたが、多くのレースがハイペースとなっていました。先行勢の頑張りはもちろん、差し・追い込みも決まった要因はその辺りにあると思います。 スーパーフレッシュチャレンジ競走1は、プレイザゲームとスティールキングの激しい叩き合いは見応えありましたが、ハナ差でプレイザゲームが凌ぎ切り、今年の2歳最初の勝ち上がりとなりました。このレースも前後半の差が4秒もあるハイペースで、2頭とそれ以外が完全にちぎれる展開となりました。 (プレイザゲーム) 「攻め馬では手前を替えるんですが、能検や今回と手前を替えずに走っています。その状況で、スティールキングに前に出られた時は普通、そのまま下がっていくのが早い時期の2歳馬だと思いますが、そこから差し返した勝負根性にはビックリしました」 と岩橋騎手。この後は、ウィナーズチャレンジ競走を経て、栄冠賞に向かう予定です。 ばんえい競馬、ホッカイドウ競馬も始まり、地方競馬の開催は揃い踏みとなりました。来週からゴールデンウィークとなりますし、各地であらゆるイベントも行われます。29日は高知競馬場に行きますが、福永洋一記念デーは例年以上にイベントが満載となります。ぜひ、多くの方々にお越し頂ければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月24日 10時04分16秒
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