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カテゴリ:高橋 華代子
日曜日担当の高橋華代子です。
南関東生え抜き2歳の期待の星が、デビューから無傷の連勝街道を突き進んでいます。 5戦5勝で無敗の鎌倉記念ウィナーとなったポッドガイ(川崎・八木正喜厩舎)。 矢野貴之騎手とのコンビで抜群のレースセンスを武器に圧巻の内容続きです。 「レースセンスがいいので何も気にすることなく競馬に乗れるのがこの馬のいいところですね。こういう2歳に乗ったことはありません。手応えは感じます」と、鎌倉記念時に言っていた矢野騎手。 父はパイロ、母がライヴマジック、母父はShamardalという血統の2歳牡馬。 馬主は小川眞査雄様、生産が有限会社 石川牧場様(新ひだか町)。 ポッドガイは先日行われた川崎若駒オープン(川崎1600m)に登場。 体は7キロ増やして505キロでしたが、特にカイバの調整などもしていないそうで、成長分とのことですよ。 レースは他馬より重い57キロを背負いながらも完勝。道中は中団の馬群の中で進めていき、勝負所で進出していくと、4コーナーではかなり厳しいところから割って抜け出しそのまま後続を突き放すと、2着馬に6馬身差をつけました。 「強い」と、思わずつぶやいてしまいました。 これで6戦6勝。 「直線追えるようにだけ気をつけました。(ポッドガイには)タイミングが悪く外に出せなくて、窮屈な競馬になってしまってごめんなさいって感じですね(苦笑)。57キロも問題はないし、体は増えていましたが重め感はなかったし、前走よりも雰囲気はよかったです。 今後に向けてはペースが流れて厳しい競馬になったときの対応ですね。気は抜くところもあるので前を追いかけていった方がいいです」(矢野騎手)。 直線を向いたところでかなり狭くなる厳しい競馬なりましたが、ひるむことなくこじ開けていったそうですよ。 頼もしい。 ただ、勝ち時計が1600m1分46秒5(不良)と遅かったので陣営は不満そうでしたが、時計はメンバーやペースによっても違うものだと思いますので。 口取りを撮る前の段階で、「息遣いとかは追い切りと同じくらいだね。負担がかかっていない」とトキノコジローなどでもお馴染みの坂下厩務員は言っていました。 このレースは1着馬に全日本2歳優駿への優先出走権があり、レース直後の段階では視野に入れているという話しでしたが、最終的にはどんなローテーションを組んでいくのでしょうか。 今言えるのは、このまま無事に……それだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月22日 13時17分45秒
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