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2016年10月18日
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カテゴリ:太田 裕士

火曜日担当の太田です。


 土曜日15日は毎年恒例『全道祭典ばん馬1歳馬決勝大会』が行われました。

1歳祭典ばん馬ん.mp4_000052733.png1歳祭典ばん馬ん.mp4_000072701.png 

今年は牡馬、牝馬混合で行われました。まだまだあどけなさある1歳馬。しかしサラブレッドと比べると見た目はすでに大人びています。ばん馬の親馬を見ると子供とわかるのですが、1歳馬でもすでに馬体重がおよそ600kから800kありますからね。

1歳祭典ばん馬ん.mp4_000111877.png 1歳祭典ばん馬ん.mp4_000129263.pngs-IMG_4901.jpg1歳祭典ばん馬ん.mp4_000162321.png

勝利したのは根室地区選抜の「ベツカイヒメ」でした。生産者、若杉昌人さん、所有者は大河原照雄さん。大河原和雄騎手の双子のご兄弟です。平井敏行さんの騎乗。父キョウエイボーイ、母、青竜 という血統。キョウエイボーイの初産駒になります。

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例年祭典ばん馬で好成績を収めている馬は、翌年デビューから注目が集まり、さらに結果も出しています。ぜひ覚えておきたいところですね。デビュー前ですので、馬名が変わる可能性はあります。血統でご確認ください。来年どれだけ成長して競馬場へ戻ってくるのか今から楽しみです。



 

 その祭典ばん馬で昨年優勝。ここまで7戦して負けなしの圧倒的な強さの「ホクショウムゲン」が登場ということで注目が集まった『第38回 ナナカマド賞 BG3』が16日(日)に行われました。その「ホクショウムゲン」に苦杯をなめていますが、前哨戦の青雲賞を勝利、連勝中の「ジェイワン」が2番人気。その2頭といつもいい争いをしている「ゴールドインパクト」が3番人気に押されていました。「ホクショウムゲン」と「ジェイワン」が580kのトップハンデ。下の牝馬とは30kのハンデ差。

レースは2歳馬戦らしくハイペース。それでも全馬初めての重量と考えるとかなり早い流れ。勝負の第2障害。各馬一斉に仕掛け、すんなり下ってきたのは大外の「ゴールデンフウジン」そして、最内の「メジロゴーリキ」の2頭。すぐに「ジェイワン」「ミノルシャープ」が続く展開。大本命の「ホクショウムゲンは」は第2障害膝をつき苦戦。その時点ですでに勝負あったの状況。先頭の「ゴールデンフウジン」に障害を下りた時の切れ味で2番手に上がった「ジェイワン」。最後はこの2頭の争い。最後まで脚色衰えずにゴールした「ゴールデンフウジン」が「ジェイワン」の追撃を振り切っての勝利となりました。

161016【写真-1】ナナカマド賞.jpg

(主催者提供)


西将太騎手は「平場の時と変わらない速いペースでした。道中は思い通りに、馬は気分よく第2障害まで来ました。前走の失敗した第2障害ですが、このレースに向けて厩務員と共に調教してきて、一か八か勢いであげてうまくいきました。ゴールまでは油断せず、最後まで頑張ってくれました。」

第39回ナナカマド賞BG3.mp4_000169304.png第39回ナナカマド賞BG3.mp4_000300182.png

岩本利春調教師は「若馬で外コース。流れも速く、第2障害に不安もあったのでドキドキしながら見ていました。前走はじめて第2障害での失敗。尾を引かなければいいなあと思い、注意はしていました。前走を踏まえ、軽く走路開放に入れて、馬に余裕を与えるような感じで調整。担当厩務員、騎手と相談しながら進めてきました。今後は目標にされると思いますので、恥じないよう頑張っていきたいと思います。最終的にはイレネー記念が目標です。」とコメント。

161016【写真-2】ナナカマド賞.jpg
(主催者提供)

大本命の「ホクショウムゲン」がまさかの敗退。しかし、前走出走取消の影響、心配はありました。また、トラックマン情報では走路開放の動きは決してよくなかったとのこと。トップハンデ、流れも速く、厳しい展開だったのは間違いありません。誰もが「センゴクエース」の再来とかなりプレッシャーもあったことと思います。岩本調教師も「ホクショウムゲン」と「ジェイワン」は能力が抜けている、正直3番手が一杯とのお話だったそうです。今回は10kハンデが大きかったこと、調整もうまくいき、障害を勢いで上げる作戦もはまったようです。今後はハンデも厳しくなり、また、目標にもされるのでなかなか思い通りの競馬はさせてくれないでしょう。岩本調教師、担当厩務員ともに昨年の「フウジンライデン」に続いての連覇。このコンビで最終的には『イレネー記念』連覇を目指すことになります。体は恵まれており、今後の成長次第では益々楽しみです。「ニシキダイジン」産駒初重賞制覇というところも話題ですね。関係者によると、その「ニシキダイジン」産駒の中で一番良い子とのことだそうです。
この世代、現4歳世代と同じく1頭だけぬけた存在(センゴクエース)のような図式かと思いましたが、そうではないようです。確かにここまで「ホクショウムゲン」は負けなしできました。ただ、そのほかの馬たちも能力的にはかなり高そうです。高いレベルで競い合っているように感じます。この秋から冬にかけてさらに成長する2歳馬たち。これから能力開花する馬も出てくることでしょう。今後の戦いに目が離せません。次回2冠目は12月29日(木)『ヤングチャンピオンシップ』です。ご期待ください。


楽天競馬ばんえい十勝応援企画2016第2弾「ばんえい記念に向けて「ばんえい競馬」を盛り上げよう!」題し進行中。その中の4.ばんえいアワード2016の概要が発表されました。

・ばんえい競馬独自で優秀馬や馬主など競馬関係者を表彰する制度を創設
・賞金総額290万円。競走馬資源確保のため、馬・馬主に手厚く賞を設定
・ファン投票(2017年1月以降実施予定)でベストホース・ベストトレーナー・ベストジョッキーを選定
・騎手表彰については、ばんえいを応援する団体様と協働することで盛り上げを図る
・最優秀2歳馬など4部門は選定委員会による選定
・表彰式は関係者だけでなくファンも参加できる形で帯広競馬場にて実施予定

関係者だけでなく、ファンの皆さんも一緒に参加することができます。ファン投票などもありますので、ぜひその際は皆さん一票を投じて、最後のセレモニーもぜひご参列下さい。


 最後に残念なお知らせです。前回の「ばんスタジョッキー」をご覧になった方はビックリされたことと思います。この回は、尾ケ瀬馨騎手が登場。最後に引退発表をしました。自分の口から引退を発表したいとのことで番組の中での発表となりました。今後についてはご自宅のある札幌に戻り、ばんえいファンとして関わって行きたいとのことです。11月一杯までの騎乗。皆さん最後までどうぞご声援ください。

 






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最終更新日  2016年10月19日 05時19分46秒
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