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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。 JRAの年間表彰「JRA賞」の受賞馬が発表されました。 多くの報道関係の皆さん方の投票で決まる賞ですし、馬の戦歴の評価イコール各々方それぞれの「投票ルール」の集積と思えば、これもひとつの結果。私は年度代表馬はモーリスだと思っていましたが、思いの外差がついてのキタサンブラックという結果も理解します。 同じ舞台で戦う可能性のうすい2頭の比較という難しい選択。モーリスにとっては自身が「強すぎた」ことが原因で香港の2戦で破った相手の印象がうすいものだったことも、投票という制度の中では不利に働いていたものと思われます。 「ニッポンの代表馬」のタイトルは取れなかったけれど、モーリスが間違いなく「世界のチャンピオンホース」であることは、世界の関係者の一致する見解。昨年初めて海外のレースの馬券が発売され、その対象レースを勝ってアピールしたという意味もまで考えての「特別賞」というタイトルなら、その「特別」という言葉にまさに特別な意味も感じられ、悪くないという気もしますしね。 受賞馬の関係者の皆さま、とりわけ年度代表馬・キタサンブラックの関係者の皆さま、本当におめでとうございました。 昨日は、用事があって門別競馬場に出かけてきました。 まだ雪に閉ざされている門別競馬場。この界隈の気温はマイナス2~3度。 ごらんのように本コースにはまだ雪が積もった状態で、その内側にある調教用コースだけは除雪され、お昼のハロー掛けの真っ最中。 本格的に「春の足音」が聞こえてくるまでには、まだ少し時間が必要なようです。 厩舎エリアも、たまに人影が見えるだけで、大変静か。 とは言え、馬の姿も見ることが出来ました。 春のデビューを待つ2歳の仔馬たちがひなたぼっこ中。 彼らもこれから時を追うごとに競走馬としてたくましく成長していくのでしょう。 2頭揃ってこっち見た!! 新しい季節が、待ち遠しくなる風景でした。 2週続けて、札幌でこの稿を書いていますが… 資料画像 ゆうべの札幌はこんなものではない寒さでマイナス7度でした。 もうわたし、まあまあ北海道のひとになってます。 「試される大地」で、様々なことを試す季節も、もうそこまで来ていますから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月11日 08時00分04秒
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