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カテゴリ:太田 裕士
火曜日担当の太田です。
寒暖差が激しいですね。-10℃の世界からプラス10℃。今までにない2月の気候となっています。でもこれもつかの間。今度の週末最低気温は-18℃の予報。身体がついていかないですね。 18日(日)は今季重賞競走優勝馬による重賞第45回チャンピオンカップBG2が行われました。近年なかなか頭数がそろわず、今年も6頭立てと少頭数。しかしメンバーは現一流の馬がそろいました。 ハンデの上下差なんと100キロ。トップは860キロのメムロボブサップ。最軽量が牝馬アローリキヒメの760キロ。 一番人気は岩見沢記念、北見記念を制したアオノブラックに集まっておりました。ライバルメムロボブサップとは30キロの差。このハンデは大きいですね。 勝利したのはその1番人気アオノブラックでした。 (主催者提供) 道中昨年の覇者メジロゴーリキが先行、差なくインビクタがついていき、トップハンデでもメムロボブサップが果敢に先行という展開。アオノブラックはやや控える競馬。メムロボブサップが珍しく障害苦戦で脱落。第2障害インビクタが先頭、2番手にメジロゴーリキ、そして、3番手ヘッチャラ、アローリキヒメ、アオノブラックの3頭差がなくクリア。 そこからアオノブラックがいい脚を見せましたね。 前とそこそこ距離があったのですが、徐々に差を詰めて、残り10mを切ったところで先頭に立ち、そのまま力強くゴール。アオノブラックらしい良いレースを見せてくれました。 (主催者提供) インビクタもいい粘りで2着。3着にメジロゴーリキという結果。 5着となったメムロボブサップは、ハンデは確かに厳しいのですが、珍しく障害で苦戦しました。いつもハンデが厳しくても、さすがの走りをしているメムロボブサップがここまで苦戦するのは珍しい。今年連対を外すのはオッズパーク杯以来2度目。それだけどんな重量でも安定した走りを見せるメムロボブサップですが、今回はさすがに厳しかったと言わざるを得ないのでしょうね。 アオノブラックはトップと30キロの差。これはライバルとして負けられない戦い。ここでメムロボブサップに敗れるとなると、1強ムードになりかねませんからね。プライドもあるかと思います。それでも同斤での勝利ではないですからね。 金田調教師のインタビューでも、昨年のばんえい記念はかなり悔しかった。次回は昨年の借りを返すとコメントしているだけに、およそ1か月後のばんえい記念に向けて、いい弾みがついたアオノブラックでした。 また、金田利貴騎手も道中じっくり構えてのレース。ライバルが先に行っているだけに、気持ち穏やかではなかったかなと思いますが、馬を信じての騎乗。最後の切れ味は道中のためがあったからこそだと思います。 (主催者提供) いよいよ今季も古馬重賞は残り1つ。大一番ばんえい記念残すのみとなりました。ばんえい重量1000キロ。重量に対応するための調教も始まります。8歳ライバルの2頭が昨年同様の戦いとなるのか。それとも・・・・。気持ちが徐々に高ぶってきましたね。 先日ばんスタ冬のSNS企画が行われ、今回はフォトコンテスを実施。これまで2回はコロナで場内に入場できないなどの中での開催でしたが、今回はコロナが明けての開催。本当に多くの皆さんにご投稿頂きました。総数219投稿。ありがとうございます。 各賞に選ばれた作品のご紹介です。 賞に選ばれた皆さんには、写真をポスターにしてプレゼントいたします。また、場内に掲載させていただきます。掲載した時はSNSやブログでご紹介いたします。競馬場にお越しの際ご覧いただきお楽しみください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月20日 10時34分44秒
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