カテゴリ:雑感
ようやく昨日の日記を書き終えました。よろしければご覧下さい。
今週の日記は所得の格差に隠れた文化的格差について自伝的に(!?)書いてみましたが、そんな私を狙い撃ちして(←そんなわけない。笑)、昨日届いた『日経ビジネス』が「格差の世紀」というタイトルでした。 記事中に、ザ・アールの社長、奥谷禮子氏のインタビューが紹介されています。曰く、 「格差論は甘えです」 続いて。 「競争はしんどい。だから甘えが出ている。個人の甘えが、このままだと社会の甘えになる」 「今の失業はほとんどが『ぜいたく失業』。やりたい仕事と能力が違うということを客観視できていない」 はい。私もほとんど同感です。 今日、理髪店に行き髪を切ってきました。横のお客さんが店主と話しています。 「給料は上がらないし、税金は多くなったし~。辛いよね、世の中。」 はい、辛いです。実際私も同じように感じており、辛いです(苦笑)。 ただ、この方のコメントからは 「辛いからもっと自分の能力を上げて給料を稼げるようにならないと」 そういう姿勢が微塵も感じられなかったんです。 そして、世の中~感覚的な議論で恐縮ですが、とくに地方部~の人には、大勢このお客さんのような人がいるような気がします。 国債の力に頼ってここまで発展してきたんです。言うならば、借金しておいしい思いをしてきているわけです。 借金はいずれ返さなければいけませんし、返すときには痛みも感じるでしょう。 確かに、返済計画に狂いが出たため、「思っていた以上に辛い」と思うのは否めませんが、それでも返さなければいけないんです。 税金が高くなるのは、その返済のためなんですから、至極当然な話です。 ※その税金で私腹を肥やしている人がいる…云々の話はここでは次元が違いますよ。この日記をよくご覧頂いている方であればわかるとは思いますが…。 自身の向上なくして生活は良くなりません。 年功序列は賛成の私なんですが、あくまでも年「功」序列。年序列など大反対です。 発展を支えるために、年齢相応の経験値がたまり、経験値を社会に還元する存在だからこそ、年配の方には尊敬の心を抱きたいものです。 それがわかっていない人が、あまりにも、あまりにも、あまりにも、この国には多い。 いや、心の中ではわかっているのかもしれませんが、口に出し、頑張った結果として良い生活を手に入れている人を「ひがむ」方が多い。 そういう人はそういう人なんだ、と、私自身は接触を避けますが、そういう人が多くなると子どもに影響します。 「人を助けるために、どうしても医者になりたいんです!勉強はできないけど…」 こういう子ども、増殖しているんですよ。ほんとに。 こんな例を見るたびに、子どもが哀れに感じます。 「やりたい仕事と能力が違うということを客観視できていない」 私もそうかもしれません。 ただ、上記の言葉を受け止め、能力を伸ばす姿勢は常に持っているつもりです。 この姿勢が崩れた社会に発展はありません。 今の生活を守りたいのであれば、勉強、勉強、勉強ですよ。常に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.09 14:15:07
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