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だいすけの琉球国放浪記

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だいすけ7711

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2011.11.07
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カテゴリ:恩納村
yamadakaigann

画像は、真栄田岬の東あたりから、山田方面の写真だ。

切り立った琉球石灰岩の崖が直接、海に落ち、海中にはリーフ(石灰岩堤)が張り出している。

そのリーフも他海域に較べるとかなり狭い。
ほぼいきなり外海になっているのだ。

沖縄の平均的な海岸地形は、まず「ハマ(浜)」があり、波打ち際に近いところに「板干瀬」や「ノッチ」「ブリ」と言った波食地形の見られる後方礁原がある。

礁原とは方言で「イノー」と呼ばれる。リーフの内側の海中の総称だ。
方言なのだが、日本の海洋学界では、事実上標準語になっていて面白い。

そのイノーの海底は、珊瑚も生息しているが、ザンヌイユ(ジュゴン)などのエサになる藻場でもある。ザンのエサとなる海草を方言で「タングー」と言う。
ってことで、イノーの海底は、タングーの植えている所と言う意味で、「タングサミー」と呼ばれている。

リーフは、方言で「干瀬(ひし)」。外海との境を示す。
イノーは、もともと干瀬であった所が。波の浸食で石灰岩が砕け、砂となり沈降したものだ。

yamadanutikei

俗に珊瑚や石灰岩の破片を珊瑚砂とか白砂と呼ぶ。
方言では「ウル」。

沖縄の別称に「うるま」があるが、これは、「ウルのある地域」と言う意味で、平安朝の時代に大和人達は、沖縄をうるまと呼び、沖縄人を「うるまびと」と呼んでいたのだ。

干瀬を越えると、外海に向かって石灰岩の崖がある。石灰岩堤と言う。
沖縄が台風や津波被害に強いのは、この地形のおかげだ。

方言では「ヒシヌクシ(干瀬ぬ後)」と言う。

はー、説明ばかりは疲れる(汗)

つまり真栄田の場合、ハマもイノーも無い。
干瀬とヒシヌクシがあるだけと言うのが、画像でもよく判るだろう。

ダイナミックにして、壮麗な美しい地形美が素晴らしい。青空が外海の青が入り混じる感じは美しい。

うーん。早く、夏よ来い!(笑)


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Last updated  2011.11.07 14:43:22
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