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今日で、今年度の未就園児対象の絵本の読み聞かせなどをする「おはなし会」はおしまい。
おしまいということなのか、お天気がよかったからなのか、けっこう人数が集まりました。 メニュは ・歌「うれしいひなまつり」 歌いながら、ページにものせています「うさぎとくまの段飾り」を飾っていきました。 ・手遊び「うさぎさんがでてきたよ」 ・絵本「ねむたいねむたいももんがたち」 ちいさなかがくのとも 2月号 ・人形劇「おおかみと七匹のこやぎ」 (ページに写真があります。) (福音館書店の同名絵本 のおはなしで) ・絵本「はるのやまはザワザワ」福武書店 ・人形「くまさんのおでかけ」おはなしのろうそく メインは「おおかみ…」 誰でも知っているお話とあなどってはいけません。 人形劇でなくて、おはなしでも、こどもはよく聞く、こどもにとっては怖いお話です。 聞くと結構長いと思うのですが、よく聞いてくれました。 おしゃべりもなかったし。すぐれた話なんだと思います。 絵本「はるのやま…」はこの時期にぴったりの本。 読んでいても、ああ、これから春だよ~、春の音が聞こえてくるよ~、楽しみだね~、なんて感じられて、気持ちよかったです。 …… ところで 「おおかみと七匹のこやぎ」の話はご存知だと思うのですが、話の中で、おおかみが声をきれいにするために白墨(チョーク)を食べるシーンがありますね。 あれを疑問に思ったことはないですか? チョークで声がきれいになるんかい? チョークといえば、黒板に文字を書くあのチョークですから。 ドイツ文学の教授がこれについて新聞に書かれていたことがあって、以下はその抜粋です。 これは原文ドイツ語ではクライデ(kreide)で白堊(はくあく、炭酸カルシウム)、石灰岩のこと。 墨のなかったヨーロッパではこれを筆記用具としていました。 声によいとされたのはいつからかは不明であるが、ホメオパティという療法では喉の薬とされ、いわばドイツの漢方薬である。 チョークはクライデの英語で白堊を意味するが、日本ではその製品の一つにすぎない白墨だけをさしている。 (白墨は近代工業製品だから、ほんとは訳がまずいのね) クライデのはじめの訳は「くすり」(明治時代) 「黒豆」「油揚」「砂糖」と意訳されたものもある。 その後、「白堊」と書いて「しろずみ」と読みをつけ、 その後、白墨かチョークが多い。 大正時代に「石灰の塊」と訳してあるものあるが、白墨が訳の半数を占め、「ハクボク」が定着する。 ということのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.03.03 14:35:20
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