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どうぶつ畑

どうぶつ畑

動物トリビア

1.ヤギは胃が4つある
ヤギだけでなくヒツジ・シカ・ウシ・キリンなどもそうで、彼らは反芻動物とよばれています。彼ら反芻動物の主食は植物つまり食物繊維でその食物繊維であるセルロースを消化・吸収するために胃が非常に発達しています。前胃(第1胃)で、食べた植物を微生物の力を借りて発酵させ、発酵の過程で発生したガスを吸収しエネルギーとして利用しています。第1胃で増えた微生物は本来の胃である真胃(第4胃)や小腸に到達し、蛋白源として利用されています。一口に微生物といってもたくさんいて、ウシでは発酵に関係する重要な細菌でも28種類。彼らの胃のなかには多種類の微生物が同居していて複雑な生態系を作っているんだそうです。
 よく牧場などにいるウシやヒツジが物を食べてもいないのに口をくちゃくちゃしているのを見たことはありませんか?これは「反芻」といって食べものを消化しやすくするために(厳密には食べたものもを小さくして次の胃へと通過させるため)、一度食べたものを吐き出し、もう一度咀嚼しているんです。反芻している動物を良く見ているとのどのあたりを食べ物が逆流している様子がみられますよ。

2.クジャクが羽を広げるのは夏だけである
3.トリに中には急に性転換するものもいる

4.シカの角は毎年抜け替わる
  角があるのはオスのみ。春の終わりに角が抜け落ち、その後また生えてきます。このころの角を「袋角」といい、表面に体毛と同じような茶色の細かい毛がびっしりと生えていて、中に血管と神経がとおっているので触ると温かいんです。なんとなーくぬるっとしていて軟らかく、不可思議なさわり心地。あんなかわいいシカから生えているものだとは思えない。その「袋角」は夏の間成長を続け、夏の終わりごろになると骨化がはじまります。骨化が進み血液の流れが止まると袋角の皮は干からびてきて骨化した角のぼこぼこが皮を通して浮き出てきます。そうなるとシカはその角をいろいろなところにこすりつけ皮をこすりおとします。皮が落ちた角は皆さんが良くご存知な二叉三叉に分かれた白く硬い角。この時期シカは発情期を迎え、大きく伸びた角はオス同士の縄張りやメス獲得のための争いの大切な武器になります。そのためオスはとても気が荒くなり、白目を剥きしゅーしゅー言いながら威嚇をし、放飼場に入ろうものなら向かってきます。奈良のシカ公園などで角きりが行われますがそれは気が荒くなったオスシカによる事故を防ぐためのもの。このころの角には血管も神経もとおっていないので切っても痛くありません。うちの園でも10月に角きりをしますが角を落としたにもかかわらず、以前と同じように自信いっぱいで威嚇をしてくる彼の姿はなんとも滑稽でなりません、こんなことを言ったら彼はいっそう怒ると思いますけどね。そして発情期が過ぎ冬の終わりごろになると根元からぽろっと角が落ち、また新しい角が生えてくるんです。あんなに荒かった気も、想像もつかないほど穏やかになります。よくシカの角とに比較にウシやヤギの角が上げられますが、彼らの角は頭蓋骨の一部でその上を角質化した角が被っています。一生伸び続け、血管も神経もとおっています。一度生えると切ることはできませんが、できてもかなりの苦痛をあたえることになります。一方シカの角は頭皮の一部が伸びていきやがて骨化するもの。頭蓋骨とは別物なのです。ちなみにウシとヤギはオスメス両方に角が生えます。
 
5.シカのオスはみんな二重人格である
6.ウマのひづめは人間の中指にあたる

7.ネコのすりすりはニオイつけである
  これ、知ったときはかなりショックでした。ネコの顔には臭腺があって、これは自分の縄張りだ、とすりすりをするんだそうです。外出していて帰ったときやお風呂上りなんかにいっそう激しくやると思いませんか?

8.ライオンは狩りが下手である

9.クサガメは溺れることがある
  あまり泳ぎが得意ではないらしく、水深を深く取りすぎるとおぼれちゃうことがあるんですって。水槽に設ける陸地も壁面が垂直ではなく、登りやすいように緩やかな上り坂にしてあげたほうがいいそうですよ。

10.ウコッケイは肢にも毛が生えている
11.モルモットはよくしゃべる

12.ウサギは抱っこが嫌い
   ウサギは見た目とは違いとても活発な動物。なでなでは好きだけど抱っこは嫌い、というコは多いようです。

13.ウサギは穴掘りが得意
   私たちがペットとして飼っている「カイウサギ」は穴を掘って暮らしているアナウサギを改良したもの。そのため穴掘りが大好きで大得意です。土の上に出してあげるとそれまで穴など掘ったことの無いコでも喜んで掘り出すことでしょう。手や鼻を真っ黒にして一心不乱に穴を掘り、掘った土を両手でよっこいしょと押して運んでいく姿は、ぬいぐるみのような愛らしさとはまた違った可愛さ・魅力を感じます。それを見るたびに、ああこのコももとをただせばアナウサギなんだなあ、こうやって自然の中で生きていたんだなあ、と彼らの中の野生を思わせます。我が園ではウサギが穴から出てこない!なんてこともたま~にあります(実は今日もそうだった・・・)。なので屋外飼育をしている方は要注意。いつのまにかいなくなってた、なんてことにならないよう、気をつけてくださいね。うちのウサ子の穴掘り姿を見てみたい、でも庭が無い、という飼い主さんにひとつ。大きめのプランターに土を入れて簡易穴掘り場をつくってあげましょう。ウサギにとっては良い遊び・良いストレス解消になり飼い主さんには野生味溢れる我がコを見られるチャンスになるでしょう。ただしベランダなどで遊ばせる際は落下防止、ネコやカラスなどに襲われないような対策をきちんとしてください。あとは気温にも気をつけましょう。

14.赤目の赤は血のいろである

15.アルビノは突然変異である 
   白い毛に赤い目。きれいでかわいくてめずらしい、とペットショップで高値で取引されているのをよくみかけます。彼らはアルビノと呼ばれ人気があります。このアルビノは今ではすっかり種として固定され一定の供給量がありますが、じつは彼らはただの突然変異、いわゆる色素不足な個体なんです。それを見た人間が、これはいい、と似たようなものを掛け合わせアルビノという突然変異を固定させてしまったのです。白いリスやモルモット、ハムスターなど、いろいろいますが、これが野生だったら目立ってしまいすぐに捕食者に狙われてしまうことでしょう。それだけでなく突然変異で生まれた彼らは生まれつき体の弱いものが多く、野生での生存率はかなり低いものです。ペットショップで売られているアルビノは他の個体に比べて弱い、なんていわれたりしますが、売られているものはすでにきちんと種として固定されているものがほとんどなので心配いりません。ちなみにあの赤い目は、虹彩に色が無く血管が透けて見えているため。なのですでに固定されたアルビノでも強い太陽光には目が少し弱いそう。それ以外は他のコたちとかわらないそうですからアルビノの飼い主さんはご安心を。
   
16.クジャクの飾り羽の目玉模様は約100個ある
   あのきれいな目玉模様のある飾り羽を持つのはオスのみ。だいたい100個前後が平均だそうです。あの飾り羽は発情期にあわせて毎年、春の終わりごろから生え始め夏の終わりにはすっかり抜け落ちてしまいます。オスはこの飾り羽をお目当てのメスの前でぱあっと開いて自分をアピールします。メスは目玉模様の数がより多いオスを選ぶ傾向があるそうです。目玉模様の数が多く(=羽の本数が多い)羽が長く大きく立派で鮮やかなのは、えさを良く食べ体が大きく強い健康なオスである証拠。利にかなっていると思いませんか。

17.キリンの舌は約30センチ
18.フラミンゴの卵の黄身は赤い



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