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カテゴリ:韓国ドラマ
総合点:82 お勧め度:★★★☆
(全体総合)12 (シナリオ)=9 (映像)=8 (せりふ)=8 (音楽)=8(物語の完結性、完備かどうか)=8(独自性・アイデア)=9 (全体構想力)=8(思い入れ+後に残ったインプレッション:感性面)=12 ●2003年韓流ドラマ 監督:キム・ヨンギュ 出演:カン・ソンヨン リュ・シウォン アン・ジェモ チョン・ボソク イ・ジュンムン ●ともかく元気の良い映画でした。ヒロイン=ハ・ヘギョンはヤクザの娘・・・。彼女はとんでもないパワフルお嬢さんで、テコンドーしかりボクシングしかり。でも、正直、どうして彼女がアメリカで博士号を取っていて大学で教えるんだか、そのへんの訳がよく分からない。カン・ソニョンさんの表情も、博士号には何かそぐわない気がするし・・・。 この映画では相手役の主人公、彼女の親父さんの会社のナンバースリーのチンピラ、イ・ドンギが光っています。仁義に厚く、時に、古いよき時代の人間を思わせる。彼はしかし喧嘩がそれほど強いわけではなく、負けてしまう場面も往々にあって、気が強くて決断が早くて一気に相手に向かって走ってゆくのですが・・・。 物語の中で(ファンである)リュ・シオンは最初修道士ミカエルとして出てくるのですが、この設定がまた、何か不思議な設定です。しかも豆乳の研究をしていたりして。 物語全体を通じて、ヘギョンとイ・ドンギがマラソンで競ったりテコンドーで競ったり、悪役のチンピラと戦う場面が何度も出てきたり、なかなか忙しく楽しく面白いのですが、最後の結末がどうも納得が行きませんでした。親父さんが亡くなって、悪役を最後に懲らしめる勧善懲悪ストーリーでも良かったのではないか? 妙に変な、未消化の部分が残ってしまいました。(韓流ドラマには、何か夢の中に連れて行ってほしいという予定調和を求めるような気配があるんですなあ) それにしても、ナンバーツーといいミカエルを想う女の子と言い、韓国ドラマでは悪役を演じる俳優さんが実に旨くて感心してしまいましたね。(日本だとここまで遣れる役者さんはいないような・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 3, 2007 07:21:39 PM
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