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カテゴリ:韓国歴史ドラマ
評点 ★★★★☆ 物語の構成=90 役者=93 演技=95 発想=93 音楽=99
【25%OFF】[DVD] 善徳女王 DVD-BOX I〈ノーカット完全版〉 ●2009年度 韓国ドラマ MBC 演出:パク・ホンギュン キム・グノン 脚本:キム・ヨンヒョン、パク・ソンヨン 出演(登場人物名が先) ◇徳曼(トンマン)/善徳(ソンドク)女王:イ・ヨウォン/少女期:ナム・ジヒョン 新羅王/真平とマヤの間に生まれた双子の妹。双子が誕生すると王族男子が途絶えるという言い伝えにより存在を隠され、タクラマカン砂漠で育つ。 ◇美室(ミシル):コ・ヒョンジョン/少女期:ユイ 真興大帝の治世から国を影で牛耳る毒婦で真骨。徳曼の最大の敵。 ◇金?信(キム・ユシン):オム・テウン/少年期:イ・ヒョヌ 伽耶の王室の出である金舒玄と万明の息子で三韓統一の立役者となる無双の男。 ◇天明(チョンミョン):パク・イェジン/少女期:シン・セギョン/幼年期:キム・ユジョン 徳曼の双子の姉。金春秋の母親。 ◇ピダム:キム・ナムギル/少年期:パク・チビン 本名は炯宗(ヒョンジョン)。真智王と美室の息子だが美室に捨てられ、文弩(ムンノ)に育てられる。 ◇金春秋(キム・チュンチュ):ユ・スンホ 後の新羅29代・武烈王。 ◇乙祭(ウルチェ):シン・グ(紺野相龍) 領客府令(ヨンゲクプリョン=外務大臣)。 ◇金舒玄(キム・ソヒョン):チョン・ソンモ キム・ユシンの父。真骨(チンゴル、片親が王族)。 ◇世宗(セジョン):トッコ・ヨンジェ ミシルの夫。上大等(サンデドゥン、現在の総理大臣) ◇薛原(ソルォン):チョン・ノミン ミシルの情夫で宝宗の父。兵部令(ピョンブリョン、兵部の首領)。 ◇文弩(ムンノ):チョン・ホビン 国仙(ククソン)。伽耶王女の息子だが、居?夫の娘と結婚し真骨となる。 ◇美生(ミセン):チョン・ウンイン ミシルの弟。礼部令(イェブリョン、礼部の長官)。 ◇夏宗(ハジョン):キム・ジョンヒョン ミシルとセジョンの息子。調府令(チョブリョン、調府の長官) ◇竹方(チュクパン):イ・ムンシク 一頭品。徳曼の郎徒の仲間。 ◇?宿(チルスク):アン・ギルガン 真骨の花郎。美室の命により、昭火と徳曼を追う。 ◇昭火(ソファ):ソ・ヨンヒ 真平王の侍女だったが、徳曼の育ての母となる。 ◇閼川(アルチョン):イ・スンヒョ/少年期:ホ・ヒョフン 飛天之徒(ピチョンジド)の首長。 ◇月夜(ウォルヤ):チュ・サンウク 大伽耶の王族月光(ウォルグァン)太子の息子。 ●あらすじ 7世紀。新羅第24代チヌン王に仕える世主の美室(ミシル)は、神事の主催者としても花郎統率者としても大きな力を持ち、国の実質の権力を持ちつつあった。王の死去に際し、王は孫のペクチョンを次王にとの遺言をミシルに託す。が、ミシルはチヌン王の次男クンニュン王子に取り入り、クンニュン王子が王の座につくことになる。一方、花郎の長であり国仙でもあるムンノは、ミシルに対抗できるものは、北斗七星が8つになった日に現れるとの神託を受ける。後、クンニュンが廃位されてペクチョンが王位に就き、妃マヤが双子を出産することに。 ********************************** ●感想 チュモンやテ・ジョヨンの物語構想が非常に大きく、雄大な歴史物語だったこともあり、幾分か小ぶりな話かと思って見始めました。最初の2話はそれほどでもなかったのだけれど、砂漠で育つことになったトンマン王女が登場する頃から魅力ある物語に変貌し、以降、非常に良いペースで物語が進みました。特に面白かったのは、トンマンとキム・ユシンが出会うあたり。ここでは悪役となる中央貴族の集団(ミシル陣営)の各貴族は、少しマッガチックで喜劇的に誇張して描かれますが、まあ、そこらを加味しても、なかなかストーリー展開は上手く、十分見られます。また、後半、謎めいたピダムが登場して活躍したり、若い金春秋が非常に賢く立ち回るあたりも面白かった。 歴史上は善徳女王には王配があり、物語とは違っているし、春秋との年齢関係も少し変だったりしますが、そこは韓国ドラマ! ってことで・・・。 物語は当初50話だったそうですが、人気があって62話まで延長された。最後の数話は、 エンディングのため、という感じもなくはないですが、善徳女王と、独身・長身で美人だったという真徳女王を重ねて物語を描いたような印象で終わりました。 天文に関する挿話や、科学的な手法を使って民衆を掌握するミセン公などの挿話も、なんだか中学生の知恵的な感じはありましたが、これが却って不思議な魅力を出したりもしていました。 最近のドラマの中では、お勧めのドラマです。 音楽は良かったです。ミシルのテーマの神秘的な感じとか、ブラームスライクのドラマの主題的な音楽とか。 役者はみな、嵌っていてよかったですが、少女期のトンマンを演じた女の子の頑張りで、前半の興味が維持されたことは確かで、熱演でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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